あまり知られてはいないけれど、とっても面白いタイムパラドックス映画「オーロラの彼方へ」
タイムパラドックス映画といえば、「バックトゥーザフューチャー」「バタフライエフェクト」がありますが、私がおすすめしたいのは「オーロラの彼方へ」ですね
非常に練った物語ですが感動するシーン盛りだくさんで、万人受けする映画に仕上がっています
なにより楽しいのは、30年前に殉死した父親を救う前半と、そのせいで死を免れた連続殺人犯が犯行を続けてしまう後半のサスペンス部分のバランスの良さですね
前半は感動がとまらず、後半はハラハラが止まらない展開になっています!
タイムパラドックス好きはもちろんミステリー、サスペンス好きにもおすすめの映画です
ということで、このページでは映画「オーロラの彼方へ」のネタバレあらすじ、感想、キャスト(吹き替え声優)を紹介します!
オーロラの彼方への作品情報
タイトル | オーロラの彼方へ |
原題 | Frequency(意味は周波数) |
上映時間 | 117分 |
公開年 | 2000年 |
製作国 | アメリカ |
オススメ度 | [jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”] |
オーロラの彼方へのあらすじ(ネタバレなし)
太陽が活発化した影響でニューヨークで36年ぶりにオーロラが見られたある夜、ジョン(ジム・カヴィーゼル)は古い無線機で男と話をする。
その男は、幼い頃に死んだ消防士の父フランク(デニス・クエイド)だった!!
しかもその日は、消防士であった父が救助中に事故死する前日だったのである
ジョンは、なんとしても父を救おうと危険を訴えるが、フランクは突然息子だと言って来た相手を信じる気になれない
そして父親を救おうとしたその行動が、未来に起こらなかった連続殺人事件を生み出して思わぬ事態を招くことに……。
オーロラの彼方へのあらすじ(ネタバレ)
父親のフランクは息子ジョンの言う事を信じ、結果、殉死することはなくなる(フランクはそれから20年後肺がんで死ぬことになる)
その日の夜
2人は心を通わせて、ジョンは今まで言いたかったけれど言えなかった「愛している」という言葉を伝える
だがその翌日、不思議なことが起こる
恋人が他人になり、母親がこの世に居なくなってしまったのだ
なんと母親は「ナイチンゲール殺人事件」という過去に終わっていた事件の被害者になっていた!
父親フランクが生きてしまったせいで、連続殺人鬼も生存ルートに入ってしまったのだ
ジョンは警察官である知識を生かし、父親フランクに殺人鬼を捕まえるよう指示をだす
そしてジョンも現在の時間軸で犯人を追い詰める
オーロラの彼方へのラスト
父親フランクは殺人鬼を追い詰めるが、すんでんのところで逃げられてしまう
そして30年後、生き延びた殺人鬼が現在の時間軸にいるジョンを襲う!
だが背後から現れた年老いたフランクが殺人鬼を撃ち殺す!
ジョンが無線機を使い過去を変え、フランクが犯人を追い詰めたことで未来が変わり、誰も死なずに済んだのだった
ラスト恋人との間に子供を設けたジョンは、両親と一緒に野球を楽しむのだった
オーロラの彼方への感想
アメリカン的なハッピーな雰囲気が満載で、最初からドキドキがとまらない映画です
30年前の父親と無線機で趣味の話をしたり、恋人の話をしたり、愛してると言ったり
父親が殉死したせいで出来なかったことを、無線を通してやるというシーンがとても感動しました
たぶん親を亡くしたことがある人は、このシーンで泣いちゃうんじゃないでしょうか
そんな感動的なシーンが終わると、次に悲劇が訪れます
なんと父親が生存ルートに入ったせいで、母親が連続殺人鬼に殺されるルートに入ってしまったのです
ここがらもうサスペンス感満載で超面白い!!!
父親が殺人鬼を追い詰めるはずが、逆に殺人鬼に間違われたりして、最高にハラハラします
またウマいな!と思ったのが、30年の時間差があるのに物を受け渡す展開です
それはフランクが犯人の指紋がついた財布を、30年間誰にも見つからない場所に隠し、30年後のジョンが見つけるという展開です
いわゆるタイムカプセルってやつですね!
そこからジョンが警察官の特権を使って指紋データを調べて、犯人が実は警察官であるということを突き止めるのです
しかもその警察官はかなり序盤に出てくるのです
ふせんというふせんが散りばめられ、胸踊るサスペンスが楽しめますが、最後が家族の物語に戻り丸く収まると言うがこの映画のウマイところです
肺がんで死ぬはずだった父親のフランクがたばこを止めて、肺がんで死ぬルートを回避したのです
ラスト、父親と大好きな野球をするシーンが胸をぎゅっと締め付けます
父親が死んでいたらできなかった野球を、母親、恋人、幼い息子に見守られながら楽しくプレイするのです
SF映画ってイメージしてしまうのはスターウォーズ等のスペースオペラ映画ですが、こういう時空に焦点をあてた作品にも名作が多いんですよね
その中でもオーロラの彼方へは名作中の名作です
まだ見た事が無い方は、ぜったい見た方がいいです!!
タイムパラドックス×サスペンス×感動がうまく融合されたストーリーが最高に面白いです
オーロラの彼方へのキャスト
監督・製作 | ジョン・サリヴァン |
ジョン・サリヴァン | ジェームズ・カヴィーゼル 寺杣昌紀 |
フランク・サリヴァン | デニス・クエイド 安原義人 |
ジャック・シェパード | ショーン・ドイル 家中宏 |
ジュリア・サリヴァン | エリザベス・ミッチェル 深見梨加 |
サッチ・デレオン刑事 | アンドレ・ブラウアー 石住昭彦 |
父親役のデニス・クエイドはパニク映画「デイ・アフター・トゥモロー」でも父親役を演じていました
頼もしいい親父役が似合う俳優ですね!
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まとめ
ハッピーさとサスペンスのハラハラがくバランスよく配合された映画「オーロラの彼方へ」
ゲーム「シュタインズゲート」や映画「バタフライエフェクト」が好きな人は絶対楽しめます
まだ見た事ない方はぜひ視聴してみてくださいね