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映画「真実の行方」ラストはどうなる?ネタバレあらすじ、感想、考察

めちゃくちゃ有名な法廷サスペンス映画「真実の行方」

ラストが驚愕!と言われる作品ですが、それよりも後味が悪い!

その後味の悪さがけっこう好きで、癖になります

主演のリチャードギアの演技が光る一作でもあります

ということで、このページでは映画「真実の行方」のネタバレあらすじ、感想、キャスト(吹き替え声優)を紹介します!

真実の行方の作品情報

タイトル真実の行方
原題Primal Fear
上映時間130分
公開年1996年
原作ウィリアム・ディール『真実の行方』
オススメ度[jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]

真実の行方のあらすじ(ネタバレなし)

シカゴの大司教が、78カ所の傷を負って殺害された猟奇事件

敏腕弁護士のマーティン・ベイルは、名声を得たいがために、その容疑者である19歳の少年アーロンの弁護を無償で引き受け、元恋人のジャネット検事と対決することになる

しかし、大司教を敬愛し、殺害時の記憶を失っているアーロンはやがて本性を見せ始める

真実の行方のあらすじ(ネタバレ)

アーロンはなんと多重人格者だった!

もう一人の人格であるロイが大司教を殺害したらしいが、マーティンは弁護内容を変えるわけにはいかない

だが元恋人の検事をはめて、無実を勝ち取る

そしてアーロンは精神障害を理由に無罪となり、1か月間精神病院に行くことになった

真実の行方のラスト

ラスト、拘置所でアーロンはロイの時の記憶をポロリと漏らしてしまう

ロイの時の記憶は持って居るはずがないのに…

訝しむマーティンにアーロンは言う

「多重人格者を演じていただけだ」と

実はアーロンこそが作られていた人格で、彼は精神病患者でもなんでもなかったのだ

主人公のマーティンは静かに法廷を後にするしかなかった…

真実の行方の感想

めっちゃ面白かった!法廷サスペンスってこんなにハラハラドキドキ出来るんだね!

前々から噂は聞いていた映画でしたが、こんなに面白かったとは…

真実の行方のポイントは2つ

  • 犯人が(嘘の)多重人格者である
  • 法廷サスペンスものである

よくあるミステリーなら犯人が多重人格者だったー!で終わりますが、真実の行方は最後に一捻り加えられています

この捻りが本作を奥深く面白いものにしています

勘のいい観客は、アーロンのたまに記憶がなくなることや、神経質なことなどから序盤で「アーロンは多重人格者じゃないのか?」と気づくかもしれません

でも実はそれが演技だったというのが、本作のウマイところです

観客はマーティンと同じように騙されたわけですからね

なので主人公マーティンに感情移入したり応援していた人は、ラストマーティンと同じように唖然とすることでしょう…

私も「ええ…」と開いた口が塞がりませんでした

真実の行方は犯人をあてる推理がメインではなく、精神病患者は罰せられないという法律、法廷でのやり取りがメインテーマです

ラストの後味は悪いですが、真実の行方は心をゆさぶり操る最高のサスペンス映画です

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キャスト

監督 グレゴリー・ホブリット
マーティン・ベイル リチャード・ギア(安原義人)
ジャネット・ベナブルローラ・リニー(田中敦子)
アーロン・スタンプラーエドワード・ノートン(遊佐浩二)
モリー・アリントンフランシス・マクドーマンド(塩田朋子)
ミリアム・ショート判事アルフレ・ウッダード(野沢由香里)

まとめ

映画「真実の行方」気持ちよく騙されれば騙されるほどラストがびっくり!

後味は悪いですが、そこが面白いので、サスペンス好きな方はぜひ1度は見て欲しいです

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