インド俳優イルファーンカーン目当てで視聴
歌って踊らないインド映画です(歌は流れるけど)
妻を亡くした寡黙な中年男性と、夫に興味をもたれない女性との交流がザ・ラブストーリーでけっこうドキドキしました!
ラストはどうなんだろう…という感じですが、その点についても感想を書きます
ということで、このページでは映画「めぐり逢わせのお弁当」のネタバレあらすじ、感想、キャストを紹介します!
めぐり逢わせのお弁当の作品情報
タイトル | めぐり逢わせのお弁当 |
原題 | The Lunchbox |
上映時間 | 105分 |
公開年 | 2013年 |
製作国 | インド、フランス、ドイツ |
オススメ度 | [jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”] |
めぐり逢わせのお弁当のあらすじ(ネタバレ)
インドの大都会ムンバイでは、ダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達人たちがランチタイムに弁当をオフィスに届けて回る
ある日、主婦のイラが心を込めて作った弁当が誤ってサージャンのもとに届く
イラは料理を通じて夫の愛を取り戻したいと願い、妻に先立たれたサージャンは久々の手料理の味に心動かされる
2人は手紙を通して心を通わせ、いざ会うことにするが、サージャンが怖気づいてしまう
イラの若さに気が引けたからだ
めぐり逢わせのお弁当のラスト
サージャンはいったん町を離れるが、思い返し、イラの家に向かう
イラはイラで夫の元を離れブータンに行くことに…
2人が出会う描写はないが、もしかしたら…という所で映画は終わる
めぐり逢わせのお弁当の感想
インドでは作りたてのお弁当を食べる文化があるらしく、家で作った出来たてのお弁当をランチに間に合うように、配達人が自転車や電車で目的地に届けます
1人あたり10個ほどの弁当を届けるのですが、絶対に配達先を間違うことはないそうです
しかしめぐり逢わせのお弁当は、ありえない間違いから恋が始まります
顔も分からない男女二人が、お弁当と手紙を通してお互いを知り心を開いて行くのです
その過程がとてもキュンとしました!!
美しい女性イラが「ブータンは幸せの国らしい」と書くと、初老男性サージャンが「君と行けたらいいのに」と返すんですよ
この寡黙ですこし卑屈なサージャンの一歩踏み込んだ言葉を皮切りに、ストーリーが加速していきます
子供たちに塩対応していたサージャンが、少し優しくなって、向かいの家の女の子と手を振り合ったりして…
ちょっと変わった部下の結婚式にも出たりして…
でもイラの若さと美しさに気が引けてしまったり
そんなおじさんサージャンがとっても可愛かったです
ラスト、2人が顔を合わせるシーンはありません
その後を視聴者に委ねるエンディングです
でもサージャンはイラの家に行っただろうし、イラも初老のサージャンを受け入れたと思うんですよね
だってサージャンはイラとの交流で変わっていったし、イラも夫との関係に区切りをつけたんです
前に進んだ2人が出会わずじまい…なんてエンドは、ストーリーラインを考えてもありえません
なので2人(+イラの子供)はブータンで幸せな生活をスタートすると思います
ここまではっきり分かっているラストなら、ちゃんと描いてくれたらいいのにとも思いますが、それは野暮ってもんでしょうか…
なんにせよインドの文化、美味しそうな料理、ラブストーリー、全てが楽しめる映画でした!
めぐり逢わせのお弁当のキャスト
監督 | リテーシュ・バトラ |
サージャン | イルファーン・カーン |
イラ | ニムラト・カウル |
シャイク | ナワーズッディーン・シッディーキー |
そう言えばイルファーンカーンの出演作3つ見たけど、歌って踊る彼は1度も見た事ないなぁ…
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まとめ
笑えるシーンもあり、哀愁も漂うインド映画「めぐり逢わせのお弁当」
こんなインド映画もあるんだ~ととても楽しめました!
主演のイルファーンカーンも渋くて素敵なので、ぜひ見てみてくださいね