#ダンスウィズミー 鑑賞。
催眠術にかかったOLが音楽を聴くとところかまわず踊り出してしまう!周りのドン引き顔が面白く、監督らしい小ネタもいくつかあり試写室が何度か笑い声に包まれた😊✨
主役の三吉とやしろ優のバディも息ぴったり🥰
キャベツ太郎が食べたくなる本作は8/16公開!見てね! pic.twitter.com/uhAyUql0UH
— キシマ@引きこもりライター (@kishimagame) 2019年7月8日
2019年8月16日に公開予定の映画『ダンスウィズミー』
邦画得意ではない私ですが、本作は試写会室で笑っちゃうほど楽しめました!
本作の監督を務めた矢口史靖監督の過去作『スウィングガールズ』『ウォーターボーイズ』が好きなので、『ダンスウィズミー』も肌にあったのかもしれません。
ということで、このページでは映画『ダンスウィズミー』のあらすじ、感想について紹介します!
一部フライヤー情報やあらすじをネタバレしています。
ダンスウィズミーの作品情報
/
試写会でも
絶賛の声続出🙌✨
\💬ミュージカルシーンはどれも気持ちがアガる‼
💬とってもハッピーな映画で元気になれました🎶
💬ハリウッドのミュージカルと違う予測できない展開が最高👏🔻感想・期待の声は🔻https://t.co/wK76mWgs5j#ダンスウィズミー#踊って笑ってダンスウィズミー pic.twitter.com/JpnY7RCsHf
— 映画『ダンスウィズミー』 (@Dancewithmefilm) 2019年7月9日
タイトル | ダンスウィズミー |
上映時間 | 103分 |
公開年 | 2019年 |
製作国 | 日本 |
オススメ度 | [jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”] |
ダンスウィズミーのキャスト
監督・脚本 | 矢口史靖 |
---|---|
キャスト | 三吉彩花 |
やしろ優 | |
chay | |
三浦貴大 | |
ムロツヨシ | |
宝田明 |
本作の監督は『スウィングガールズ』『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』の矢口史靖監督。
コメディ映画をよく撮っている方です。
といっても矢口史靖監督の作品は面白いだけでなく、主人公たちの成長や青春、心の機微みたいなものが分かりやすく描いており、鑑賞後はほっこりした気持ちになります。
主演は三吉彩花。私は彼女の事を全く知らなかったのですが、映画を見てビックリ。
バリバリのOL服はもちろん可愛いのですが、それよりも英字Tシャツにジーンズだけの恰好がめちゃんこ可愛い。田舎っ子と都会っ子のいいところどりみたいな可愛らしさで、画面から目が離せませんでした。
ちなみにダンスと歌ができる主人公にぴったりの女性を探すべく、本作ではオーディションが行われました。参加人数は500人を超えたとか…。
そんな中で選ばれたのが、バレエが特技でクールな雰囲気を持つ三吉彩花でした。
『ダンスウィズミー』では振り付けやアクションシーンの撮影のために、訓練にかなりの時間をかけ、そんな大変な彼女を応援していたのが、本作で三吉彩花のバディを務めるやしろ優と、映画後半に登場するchay。
3人は意気投合し、撮影のための宿泊先で毎晩のように深夜までおしゃべりに夢中になったそうです。
映画ではこの3人の仲の良さ、相性の良さがうかがえるシーンがたくさんありますが、あれは演技では無かったんですね。
また本作にはムロツヨシ、三浦貴大、宝田明も出演しており、『ダンスウィズミー』のギャグシーンを盛り上げています。
ダンスウィズミーのあらすじ
一流商社で働く勝ち組OLで、幼いころの苦い思い出からミュージカルを毛嫌いする鈴木静香は、ある日、姪っ子と訪れた遊園地で怪しげな催眠術師のショーを見学し、そこで「曲が流れると歌って踊らずにいられない」という“ミュージカルスターの催眠術”にかかってしまう。
その日から、静香は街中に流れるちょっとしたメロディや携帯の着信音など、あらゆる音楽に反応するように。
術を解いてもらおうと再び催眠術師のもとを訪れた静香だったが、そこは既にもぬけの殻。困り果てた彼女は、催眠術師の助手をしていた千絵とともに、催眠術師の行方を捜すが……。参考:映画.com
本作はミュージカルにトラウマを持つOLが催眠術にかかってしまい、音楽を聴くと踊らずにはいられない体になり、術をとくために消えた催眠術師を探すというストーリーです。
本作におけるミュージカルシーンの描き方!こんなのあり!?
本作の面白い点はが、ミュージカルシーンが現実世界の出来事として描かれていることです。
『ララランド』も『グレイテストショーマン』も、ミュージカルシーンはあくまで登場人物たちの心情を描いているにすぎません。曲が終わると、踊っていた人も、それを見ていた人も日常に戻ります。
しかし『ダンスウィズミー』では、急に踊りだす主人公鈴木がやばい奴として周りに見られているのです。
ミュージカルシーンは映画の中の人々にとってフィクションではなく、リアルなできごとなんですね。
だから鈴木が踊ったあとはもう大惨事!ネタバレになるので詳しくはいいませんが、悲惨&悲惨です…。
このようにミュージカルシーンをリアルな出来事にしているため、引っかかる点も多々出てきます。
特に映画の設定に整合性を求める私のようの面倒くさい奴は、なんども「今のはどういうことだ?」と首をかしげました。
ミュージカルシーンにみんなドン引きしているくせに、最終的には「お前おもしれーやつ」となちゃったり…。
リアル指向なのか、そうじゃないのか、結局よく分からなかったのですが、心の中のもう一人の私が、
と言い出しはじめ、結局設定は深く考えないという事で本作を受け入れました。
ダンスウィズミーの感想!主役コンビが最高
- 三吉彩花とやしろ優のコンビが最高!
- 完成されたロードムービー
- ファション、小物遣いが素敵!
『ダンスウィズミー』の主人公は三吉彩花演じるOL鈴木。ポスターも彼女がメインです。
なのでやしろ優はオマケかなと思っていたのですが、全然違います。2人とも主人公です。どちらかが欠けていたら本作はただのミュージカルありきの映画になっていたでしょう。
でもだからこそ、やしろ優の存在力に驚かされました。演技力があって~、ダンスがうまくて~とかそういう技術的な話ではありません。
彼女自身がもつ笑顔とキャラクター設定が素敵なんです!
やしろ優演じる斎藤は超だらしない女。キャベツ太郎をバクバク食べて、お金にがめつい人間です。
そんな彼女とバリバリキャリアウーマンの鈴木は正反対の人間なんですが、旅を通してお互いを理解、仲良くなるうちに対立ではなく親友の関係性になるんですね。
ピンとこないかもしれませんが『GALS』の寿蘭と本多マミがバトルの末、親友になるような感じです。あそこまで熱くはありませんが…。
女性同士の友情形成が、ロードムービの中で自然に描かれていたので、終始とても楽しい気持ちで鑑賞することができました!
(目的を共有する女性たちが楽しくわちゃわちゃする感じ)
まあ邦画らしい予定調和すぎるラストはどうなんだろう、とも思ったので手放しで好きと言える作品ではないんですけどね。
それでも邦画が苦手な私でも笑顔で楽しかった!といえる作品でした。
まとめ
試写会室が何度も笑い声に包まれたミュージカル映画『ダンスウィズミー』
恋人、友達、家族、もちろん私のように一人で見ても楽しめる作品です!
ぜひ劇場で鑑賞してみてください。公開は8月16日です。