最近はアニメ、映画、ドラマなど色んな映像作品がマンガ原作だったりします
そこで今回はマンガが原作の映画を15作紹介します
作品によってはマンガと結末が異なることもあるので、ぜひマンガと映画一緒に楽しんでみてくださいね!
今回は詳しいネタバレはせず、あらすじとちょっとした感想だけ紹介します
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青年マンガ原作の映画9作
目次
4.19公開 キングダム
時は紀元前。
いまだ1度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代だった。
苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!
映画は4.19公開
山﨑賢人、吉沢亮、長澤まさみが主演を務めます
監督の佐藤信介は『アイアムヒーロー』『BLEACH』『いぬやしき』など多くのマンガ原作映画を担当しているため本作の出来にも期待できそうですね
『BLEACH』『いぬやしき』で見せた特殊効果が、キングダムでどのように進化するのか…
キングダムのマンガを読んでいる方は要チェックな映画です!!
テルマエロマエ
すべての“風呂”は、“ローマ”に通ず
紀元前128年、第14代皇帝ハドリアヌスが統治し、かつてない活気に溢れているローマ。すべてに斬新さが求められるこの時代、古き良き浴場を愛する設計技師のルシウス・モデストゥスは、生真面目すぎる性格が時代の変化に合わず、職を失ってしまう
落ち込むルシウスは友人に誘われた公衆浴場から、突然現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう!
日本の温泉、お風呂文化に驚き感嘆するルシウスが最高におもしろい映画です
顔の濃い阿部寛、北村一輝などが主演を務め、マンガと同じように笑えるシーン盛りだくさんで鑑賞後は元気がでます!
クローズ
不良学生が集まる鈴蘭高校では、多くの派閥が勢力争いを繰り返していた。現在の最大勢力は3年の芹沢多摩雄率いる「芹沢軍団」
そこへ転校してきた暴力団組長の息子・滝谷源治は、転入初日から鈴蘭制覇を宣言し、新勢力を拡大させていく
映画では原作主人公の坊屋春道が登場する以前のストーリーとなっています
主演は小栗旬、山田孝之、桐谷健太など
男たちの殴り合い、仲間への熱い想いが見どころ
原作ファン納得で今でも人気がある映画ですが、やっぱり原作が好き!という人の方が多い気がします
映画もマンガも楽しめる作品です
カイジ
借金の保証人となり、多額の借金を背負ってしまったフリーターのカイジ
金融会社の女社長・遠藤から一夜にして借金をチャラにできるゲームがあると聞いた彼は、そのゲームに参加するために豪華客船に乗り込むが、そこでは究極の頭脳ゲームが展開されていた
マンガにはマンガの良さが、映画には映画の良さがあるカイジ
映画では藤原竜也が主演を務め、唸ったり叫んだり、はらはらどきどきなゲームをさらに面白く見せてくれます
ギャンブル作品ではありますが、独自のゲームで勝負をしたり、人間の内面や心情を描いているのでギャンブルに抵抗がある人でも楽しめる作品です
闇金ウシジマくん
丑嶋のもとを毎朝9時に訪れる「奴隷くん」と呼ばれる人々。それはパチンコ依存症の主婦たちのことで、丑嶋は彼女らに3万円の現金と引き換えに5万円の借用書にサインさせる
あらかじめ金利・手数料2万円を引いた上、1日3割もの暴利を課しているにも拘わらず、今日も彼の会社には哀れな訪問者が引きも切らない…
お金がない人々の心理や実情がエグい作品ですが、これもまた社会の事実なんだろうと思うと胸がキュっとなります
借金の恐ろしさと覚悟を問うマンガ・映画なのでお金への不安がある人には恐怖でしかない作品ですね
映画の主演は山田孝之
ショックなシーンもあるけれど、山田孝之の演技力が楽しめる映画なのでマンガを読んだことがある人はぜひ見て欲しいです
ミュージアム
雨の日にだけ起こる連続猟奇殺人事件を捜査する刑事・沢村
事件の被害者にはある共通点があることが判明し、妻・遥もターゲットであることが分かる。冷静さを失った沢村は、アーティストを自称する犯人・カエル男のわなにはまり、追い込まれていく
マンガが中々にグロイですが、ミステリー作品として非常によく出来た作品です
マンガと映画でエンディングの落とし方が違いますが、個人的にはマンガの方が好きです
(鬱展開とか好きなタイプなので…)
映画の主演は小栗旬
妻夫木聡も出演しており、役どころにびっくりすること間違いなしです
アイアムアヒーロー
謎の感染によって人類が次々に「ZQN(ゾキュン)」へ変化する中、漫画家アシスタント・英雄は、恋人の感染という悲劇を経験する
その後、標高の高い場所では感染しないという情報を得た彼は、富士山へ向かい、女子高生の比呂美や元看護師の藪と出会う
日本は場所の撮影許可がおりないので、街中での派手なアクションシーンの撮影はほぼ無理です
なのでCGに頼りがちになってしまうのですが、本作は韓国の閉鎖されたショッピングモールで撮影されています
それにより、ゾキュンの怖さや人々の心理状態がうまく演出されており、非常に評価の高い作品に仕上がっています
グロテスクなシーンが多いので、ゾンビ系やグロが苦手な方は注意が必要です
僕だけがいない街
売れない漫画家の藤沼悟は、何度も同じ時間が巻き戻る“リバイバル”という不思議な現象に時折襲われていた
そんなある日、誘拐未遂を目撃した悟の母親が何者かに殺害され、容疑者と疑われた悟は逮捕寸前、18年前に“リバイバル”してしまう
サスペンス展開が面白いマンガ「僕だけがいない街」
子供に戻った主人公が未来を変える為に制限付きで行動しなければならないため、ドキドキとページを捲る手が止まりません
ラストの落とし方も賛否ありますが、個人的にはまとまった終わり方だと思います
映画の主演は藤原竜也
マンガの方がテンポやリズムは良いです
宇宙兄弟
子供のころ、共に宇宙へ行こうと約束した六太と日々人の兄弟
それから19年、日々人は宇宙飛行士に、六太は再就職もままならぬプー太郎になっていた
そんなある日、宇宙航空研究開発機構が宇宙飛行士の募集を始めた。早速、応募する六太だったが…
JAXA全面協力により宇宙センターで撮影された「宇宙兄弟」
マンガのストーリーはじっくり進み、キャラクターの葛藤や環境にしっかりスポットがあたる分、映画での展開の早さがイマイチというファンも…
映画見鑑賞ならマンガを、すでに映画を見た人にもマンガがおすすめの映像化作品です
少女マンガ原作の映画3作
orange-オレンジ-
高校2年の春、10年後の自分からの手紙を受け取った菜穂
最初はその手紙のことを疑っていたが、手紙に書かれていたとおりに翔が転校してきたことから、少しずつ手紙を信じるように
しかし、その手紙には10年後の世界には、翔がいないことが書かれていた…
未来からやってきた手紙によって行動を変化させる主人公の想いと、後悔が泣けるほど感動する少女マンガです
胸キュンするだけでなくストーリー性がしっかりしているので、甘いだけの少女マンガが苦手な人でも楽しめます!
映画の主演は土屋太鳳と山﨑賢人
響 HIBIKI
圧倒的かつ絶対的な文学的才能を持つ15歳の少女・響。文芸誌の編集者・ふみとの出会いを経て、彼女は世間の脚光を浴びる
自分の信じる生き方を絶対に曲げない響の行動に、やがて落ちぶれた有名作家や貪欲な記者たちの価値観までもが変わり始める
主人公を演じる平手友梨奈が役にドはまりしています
ストーリーというより平手友梨奈のかっこよさを楽しむタイプの映画ですね
躍動感のある飛び蹴りシーンはマンガ以上にかっこいい!
エンディング曲「角を曲がる」はCD販売されていない為、映画の中でしか聞くことはできませんが、これまた素敵な曲となっています
エンディング曲の為にDVDをレンタルしたいくらいです
ちはやふる
幼なじみの綾瀬千早、真島太一、綿谷新は、競技かるたでいつも一緒に遊んでいたが、家の事情で離れ離れになってしまう
高校生になった千早は、新に会いたい一心で太一と共に競技かるた部を創部。弱小チームながら全国大会を目指し、東京都予選に臨む
恋愛要素というより友情や競技かるたへの情熱が面白い作品です
マンガは絵が綺麗、映画は競技かるたのシーンに息が止まると言いますか、息を飲みます
映画もマンガもどちらも楽しめる作品です!
少年マンガ原作の映画3作
デスノート
天才的な頭脳を持つ高校生の夜神月はある日「名前を書かれた者は死ぬ」という死神のノートを拾った
そのノートを使い犯罪者を次々と殺していく月
相次ぐ犯罪者の不審な死に疑問を持った世界的な探偵Lは調査を開始。…月とLの戦いが始まる…
マンガが原作の実写化映画の中で最も成功した作品といっても過言ではないデスノート
どうしてもマンガを原作とした映画の場合、端折らないといけないストーリーや展開が出て来て違和感を感じたりしますが、デスノートは「急な展開でついてけないよ!」とならないのがスゴイ
そして何より藤原竜也と松山ケンイチが役にハマり過ぎている!
ビジュアルといい演技といい、何度見ても飽きない作品です
銀魂
江戸時代末期、侍は衰退の一途をたどっていた。かつて「白夜叉」と恐れられた坂田銀時も、今では便利屋「万事屋 銀ちゃん」を営んでいる
そんな彼のもとに、かつての同志・桂小太郎が消息不明になり、高杉晋助が幕府転覆を企んでいるとの知らせが入る
マンガの銀魂とは違った魅力がある実写版銀魂
映画版の見どころは小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、堂本剛が共演していることです
マンガやアニメでのテンポや間が好きな人、あるいは銀時たちの過去、思いを知っている人は映画版は苦手かもしれませんが、監督福田の独特な雰囲気や間合いが好きな人には面白く感じる映画です
るろうに剣心
不殺を誓った剣豪・緋村剣心は平穏な日々を過ごしていたが、ある日、政府から日本転覆を企む志々雄真実の討伐を依頼され、彼らが拠点を置く京都へと旅立つことに
しかし、元御庭番衆・四乃森蒼紫が、自らの腕前を証明しようと剣心の行く手を阻む…
るろうに剣心といえばマンガかアニメでしょうと思ってこれまで映画版を避けていましたが、金ローでアクションシーンを見てびっくりしました
映像化するということの意味やそれでこそ生まれる面白さを感じました
主演の佐藤健もはまり役で剣心っぽい柔らかな笑顔が素敵です!
その他のマンガ原作の映画3作
翔んで埼玉
かつて東京都民からひどい迫害を受けた埼玉県民は、身を潜めてひっそりと暮らしていた
東京都知事の息子で、東京のトップ高校である白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美は、ある日、アメリカ帰りで容姿端麗な謎の転校生・麻実麗と出会う。百美は麻実に淡い恋心を抱き、互いに惹かれあっていく
しかし、麻実が埼玉県出身であったという衝撃の事実を百美が知ってしまい、2人は東京と埼玉の県境で引き裂かれることとなってしまうが……
現在映画公開中!
なぜこのマンガが今頃映画化になったのか分かりませんが、「埼玉県民は雑草でも喰ってろ」など蔑み方がイチイチ笑えます
映画ではガクト、二階堂ふみ、伊勢谷友介が出演
くだらないから面白い!作品です
パタリロ
BL要素ありのギャグマンガ
主人公のパタリロのテンション、行動が常に異常でつっこめばキリがない
綺麗なボボボーボ・ボーボボといったかんじです
しかしハードボイルドの要素があったり、エロティックなBL要素があったりと色んな意味でドキドキします
劇場版は6月28日公開
主演は加藤諒。確かによく似合っていますが、どうせなら再アニメ化とかが良かったなぁ…
グーグーだって猫である
ペットショップのすみのケージでウトウトしていたひときわ小さく元気のない子猫を飼い始めた漫画家大島弓子
彼女と子猫のグーグー、そしてアシスタント達のほんわかな日常を描いた物語
マンガはエッセイのようになっており、漫画家大島弓子が子猫を愛したり、猫を失ってしまったときの悲しさを描いています
猫マンガは色々ありますが、個人的には「グーグーだって猫である」が1番好き
このマンガのおかげで、私も猫を飼う心がまえが出来ました
映画では小泉今日子が主人公で、マンガのストーリーはほぼ関係ありません
なんだこれは?という理解しにくい展開が続きますが、猫は可愛い!
猫好きにはどちらもおすすめですが、エッセイ風のマンガの方が面白いです
まとめ
マンガが原作の映画を紹介しました
というより映画化されたマンガの紹介ですね
るろうに剣心のようにマンガの面白い章を映画化したり、HIBIKIのように序盤だけを映画化したり、それぞれどこを映像化するのかで評価も変わってきますね
マンガ原作の映画と聞くと否定の感情が先に来てしまいますが、それでも実写化映画はお金になるそうです
なんだかなーと思いますが、たまに原作にリスペクトを持った実写化作品を見ると嬉しくなります
気になった作品はぜひ目を通してみてくださいね
映画を見る時間が無いという方はマンガをチラ読みするだけでも面白いですよ!