原題:Devil 公開:2010年 上映時間:80分
監督はジョン・エリックデュードル 。
脚本原案はシックスセンスのM・ナイト・シャマランです。
原作はアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」
冒頭からネタバレしてますね…。すいません。
正直有名なホラー映画ではありません。
ですが「高層ビルのエレベーターに閉じ込められた5人の男女。そこで次々と殺人事件が起きていく…」というストーリーは意外にも引き込まれます
あらすじ
エレベーター内で起きた殺人事件。
密室なのに、犯人が分からない。
エレベーター内の監視カメラは息つく暇もなく暗転し、疑心暗鬼になるうちに、またも殺人事件が起こる…。
一体誰が犯人なのか!?
ネタバレ感想
わくわくしながら見てました。
物語のほとんどがエレベーターの中で起こります。
しかし次々と事件が起こるので飽きません。
一瞬の暗闇で殺人が可能なのか?首を吊る方法はあるのか?
映画にのめりこみました。
そして、
狭いエレベーターで人が死んでいくのは確かにホラーでした。
そう…。
この映画ホラーなんです。(オカルト映画とも言えます)
サスペンスじゃないでんす!!
つまり殺人の手口、犯人は重要じゃないのです。
はっきり言うと、
エレベーター内で殺人を起こしていたのは 悪魔 です。
悪魔ってなに?と思うかもしれませんが、要は犯人は人間じゃないってことです。
サスペンス映画として見ていた私は、この終わり方にモヤモヤしました。
あんなにワクワクしていたのに…。
最後はモヤモヤです。
先入観なく、期待せず見ていたら、面白い!と言っていたかもしれません。
コンセプトや見せ方はとても面白いと思いますが…。
全部おばあちゃんの姿をしていた悪魔がやったんだよ、というラストには納得がいきません。
それでも評価が高いのは、宗教と関係しているからでしょう。
悪魔はいつでもあなたを見ている…とかそんなメッセージが隠されていそうですが、私にはピンときませんでした(;’∀’)
これでもカトリックの学校に通っていたんですけどね。
まあテーマは殺人ではなく「人々の心に巣くう悪魔」なので、そこに焦点を置いて鑑賞すると最後はモヤモヤしないかもしれません。
まとめ
映画デビル(2010年)はAmazonビデオで鑑賞できるので、気になる方はぜひ見てください。80分と短い作品なのでサクッと見れますよ。