原題:Die Hard 4.0 公開:2007年 上映時間:129分
12年ぶりに制作された『ダイ・ハード』シリーズ第4作。
痛快アクション、コミカルなギャグ満載でいつ見ても色あせない面白さ!
しかし今度の敵はサイバーテロ集団。どうするアナログ刑事マクレーン!?
ダイハード4あらすじ
アメリカ独立記念日前夜、FBI本部のインフラ設備がハッキングされる!
FBI副局長のボウマンは、犯人特定のため全米のハッカーたちを一斉に保護せよ、と指令を出した。
NY市警のジョン・マクレーンはハッカーマシュー・ファレルを連行する途中、何者かに襲撃される。
同様に全米各地の7人のハッカーが襲われ、24時間以内に殺害されていた!
最新のハイテク技術を駆使するサイバーテロ組織を相手に、完全なアナログ親父であるマクレーンはハッカーのファレルの助けを借りて、反撃を開始する。
しかしマクレーンの執拗な追撃に対して、テロリスト達は娘のルーシーを人質にする。
ダイハード4の感想
サイバーテロと言っても、マクレーン刑事がpc操作をしたり、ネットに進入してドンパチやるわけではありません!ご安心を!
今回の相棒であるオタク君マシューがデジタル面で手助けをしてくれます。
マクレーン刑事とオタクのマシューのコンビは中々はまってますよ。
一見デコボコに見えますが、お互いの欠点をちゃんと補っています。
この二人の妙な絆が、物語でも大事な役割を果たしている点も高評価です。
親父を敵に回してはいけない
ジョン・マクレーンの娘を攫うなんて、サイバーテロ組織もバカですね。
シルヴェスター・スタローンしかり、ブルース・ウィリスしかし、親父を怒らせたらどうなるのか、その恐怖を知らない見たいです。
娘を人質に取られたマクレーン刑事は無敵です。
「敵をぶっ殺して娘を救う」「娘を救ってぶっ殺す」「皆殺しだ!!」なんて言っちゃうレベルです。
襲い来るヘリコプターはパチンコのように車を当て破壊します。戦闘機のF-35だって一人で破壊しちゃいます。ありえないなんてもんじゃないですよ。
でもそんなむちゃくちゃなアクションシーンがアメリカの人には特にウケルんでしょうね。映画館で「fooooooo!」「yeah!」とか言ってそう。
アクションシーン
爽快でど派手なアクションにはドキドキします。
バカなやり取りの中始まる銃撃戦。これでもかってくらい起こる爆発。
かっこいいと思わせるカーアクション。
シリーズ4となりアクションもかなり派手になって来ていますが、宇宙に行って衛星壊してくるぜ!という無茶はまだしてないので、万人受けする映画に仕上がってます。
アクションしか見どころのない映画とも言えます…。
キャスト
さきほどオタクのマシューはマクレーンのいい刑事だといいましたが、それでも彼の存在は薄いです。
というか、顔があまり好きじゃない…。
オタクっぽくもないし、二枚目でもない。彼だけの素朴なシーンはまるでB級映画です。
マクレーン演じるブルース・ウィリスと、ど派手なアクションが「ダイ・ハード」の9割を構成しているんじゃないでしょうか。
サイバーテロ組織のボス、ティモシー・オリファントもそうです。とてもかっこ良くて、組織のボスを演じてきっているのですが、何か足りない。「ダイ・ハード4.0」を盛り上げるためのキャラでしかありません。
やはりハンスを超える悪役はいないみたいですね。
キャスト(吹き替え)
ジョン・マクレーン ブルース・ウィリス 野沢那智
マシュー・ファレル ジャスティン・ロング 川中子雅人
ルーシー・ジェネロ メ アリー・エリザベス・ウィンステッド 園崎未恵
トーマス・ガブリエル ティモシー・オリファント 東地宏樹
マイ・リン マギー・Q 坪井木の実
ランド シリル・ラファエリ 前島貴志
ボウマン クリフ・カーティス 内田直哉
野沢那智だアアア
ジョン・マクレーンと言えば声優の野沢那智さんです。
野沢さんでない「ダイ・ハード」は「ダイ・ハード」ではありません!
つまり野沢那智さんだったら大体ダイ・ハードです。
ジョン・マクレーンのちょっとしたボヤき、セリフが野沢那智さんの声、演技力でさらに面白くなっています。
ちなみに、敵ボスの声優は洋画でおなじみの東地宏樹さんです。
素敵ですね。内田直哉さんも出ているし、ダイ・ハードってやっぱりすごいです。
まとめ
何も考えずに見れる!だから楽しめる!
だからダイ・ハードは面白い!