原題:New Year’s Eve 公開:2011年 上映時間:118分
2010年の映画『バレンタインデー』のスタッフ陣による作品!!
しかし『バレンタインデー』の続編ではありません。
ニューヨークを舞台に、大晦日を過ごすカップルや友達たちの交流をえがいています。
登場人物が10人以上いるので、誰が誰でどう繋がっているのか初めは混乱するかも。
具体的な相関図はありません‥。3回ほど見る方が確実です。
登場人物の繋がりを知ったとき「ああ、なるほどね!」と感動しますよ。
私の家では、大晦日には「ニューイヤーズ・イブ」を視聴します!
定番といえば定番映画ですね。
ニューイヤーズ・イブあらすじ
間近に死が迫った病人と、そんな彼を見守る看護師。去年の大みそかに遭遇した女性と交わした約束を忘れることができない男性。
以前付き合っていた相手と偶然に再会した男女。さまざまな事情を抱える8組の人々が、大みそかのニューヨークで愛や勇気と向き合うことに……。
本当に登場人物が多く、次の展開はどうなるの!?とわくわくしている真っ最中に次の登場人物にフォーカスされます。
え、え、今のカップルはどうなるの?と終始続きが早く知りたい状態です。
心配性な母親と、大晦日くらい友達と遊びたい女の子とか。
自分の姿と重なりました。
そりゃ母親の心配も分かりますけどねー。
女の子はスキをついて母から逃げますが、そのことを少し後ろめたく思ってしまいます。
そのシーンが思春期の女の子っぽくて良かったです!
それから郵便局員を演じるザック・エフロンと年上女性。こちらのお二人にもキュンとしました。
ザック・エフロンはちょっとした遊びのつもりで年上女性をからかい一緒に過ごすのですが、その事実が女性を傷つけてしまいます。
「どうせ私はさえない女よ…」
しかし一緒に過ごしていくうちに、女性の笑顔に心を惹かれたザック・エフロンは非礼を詫びて、めでたく結ばれることに。
デートをプロデュースするザック・エフロンかっこよすぎです!
タイムズスクエア協会の副会長として、一大イベントを進行していく責任者クレアのストーリーも女性としてグッときました。
こちらはラブストーリーというより、大晦日なのに仕事に追われているなんて…、でもイベントを楽しみにしているニューヨーク市民のために頑張らなきゃって話です。
きらきら光るはずのドでかいボールが光らない!なんてアクシデントもあったりします。
クレアは無事にイベントを始められるのか!?
働く女性は必見です。
場面は変わって今度は病院。
今にも死にそうな老人を演じるのは名優ロバート・デニーロです。
彼はカウントダウンのイベントを見るまで死ねないと言います。
実はイベント責任者のクレアはこのおじいちゃんの娘だったのです。
娘とケンカ別れをして後悔しているおじいちゃん。しかし娘が大仕事をちゃんと成し遂げられるか心配していたんです・・・・。
この親子愛には胸がじんわりします。
他にも、「来年の同じ時間ここでまた会おう」と名前も知らない女性と約束をした金持ち男とか、エレベーターで二人きりになった男女とか、いるんですが割愛します。
いろんな物語を2時間で楽しめるのが、「ニューイヤーズ・イブ」の魅力です!
バレンタインデーとの関連は?
どちらもゲイリー・マーシャルが監督を務めています。
登場人物が多く、各々つながりがある、という点も同じです。
ジェシカ・ビールとアシュトン・カッチャーはどちらにも出演していますが、同じ人物ではありません。
なので構成は同じだけど、バレンタインデーはバレンタインがテーマ、ニューイヤーズ・イブはニューヨークの大晦日がテーマの別映画だと思って見たほうがいいでしょう。
キャスト
- ハル・ベリー
- ジェシカ・ビール
- ジョン・ボン・ジョヴィ
- アビゲイル・ブレスイン
- クリス・ブリッジス
- ロバート・デニーロ
- ジョシュ・デュアメル
- ザック・エフロン
- ヘクター・エリゾンド
- キャサリン・ハイグル
- アシュトン・カッチャー
- セス・マイヤーズ
- リア・ミシェル
- サラ・ジェシカ・パーカー
- ミシェル・ファイファー
- ティル・シュワイガー
- ヒラリー・スワンク
- ソフィア・ヴェルガラ
まとめ
ニューヨークの大晦日を楽しめる!
豪華キャストの共演も見どころ!
「ニューイヤーズ・イブ」は恋愛群青ドラマの映画です!!
エンディングのNG集も面白いので好きです^^