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鬱映画「ミスト」原作はどうなる?あらすじ・感想・ネタバレあり

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原題:The Mist 公開:2007年 上映時間:125分

監督はフランクダラボン

「ショーシャンクの空に」の監督でもあります。

テーマは「深い霧に包まれた街で巻き起こる怪異と、徐々に秩序を失う人々」です。

このページでは映画ミストのあらすじ、感想、原作について紹介しています。

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ミストのあらすじ

ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド。

軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。

設備点検のために外に出た店員のジムが不気味な物体に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ……。

恐怖の時間が幕を開ける!

ミストの感想

映画好きの方なら、SFホラーというジャンルと「怪異」という単語である程度の予測はつくのではないかと思います。

そうです。

ホラー要素の4割は なんか気持ち悪いエイリアン です。

うねうねした触手とか、とにかくでかい羽虫とか。

エイリアンや虫が苦手な人にはオススメしません!

まあそのシーンだけ目を閉じればいいっちゃいいのですが。

化け物ははっきりしっかり映らないので。

ホラー要素の残り6割は 恐怖に支配される人間たちの心理だと思います。

ミスト ババア

未確認生物に怯える人々を扇動するミセス・カーモディの恐ろしさといったら…。

彼女はまるで宗教組織のように「救い」を説きます

絶望的な状況だからこそ、不安な人たちは彼女の救いにすがりつきます

そしてそのまやかしの救いは誰かの犠牲によって成立する、と演説しはじめるのです

ミセスカーモディの「化け物に生贄として人間を差し出す」という考え、それに賛同する人々の集団心理が描かれるシーンは脳がぞわぞわしました。

生き残るためには、他人をも犠牲にしてしまうという気持ちは理解できます。

でもそんなことをしてはいけない、という葛藤も理解できるのです。

だからこそ化け物を前にして団結しなければいけない人達が分裂していったんでしょうね・・・。

恐怖の中では秩序もなにもないんだということを教えてくれる映画です。

しかし!!

それよりも頭に残るのはラストシーンです。

化け物に殺されるくらいなら俺がこの手で息子を殺す!

それはまあいいのですが、主人公の男性が息子を殺したあと、米軍が助けにくるのです。

救助された人々、化け物を殲滅していく米軍、それを見る父親…。

まさに救いのない映画です。鬱映画ですよ。

本当になんで!?っていうラストです。

この映画は胸糞が悪い映画としてよく取り上げられますが、

まさしくそうだと思います。

なので賛否は分かれる映画ですが、私は好きです。

この映画が「気になる!」という方は集団心理の恐怖、洗脳扇動、といった人間による恐怖も描かれているので、ラストシーンだけでなく、そこもチェックいて欲しいです。

ミストの原作は?

映画ミストの原作はスティーブンキングの霧という小説です。

小説のラストでは、主人公たちがどうなったかまでは分からないのですが、もしかしたら希望がるかも?と臭わせる描写があります。

(ラジオから希望という言葉が聞こえる)

しかし映画は違います。絶望的です。

でも小説と同じエンディングにしていたら、ここまで話題になっていなかったかもしれません…。

まとめ

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「化け物だ!よし、スーパーマーケットに行こう!」

宇宙人やゾンビが攻めてきたらホームセンターかスーパーマーケットに籠城するのは鉄板ネタですよね。

もしゾンビが攻めてきたら…、心配な方はゾンビサバイバルガイドを読みましょう。