公開:2015年 上映時間:115分
本作は 映画名探偵コナンシリーズの19作品目にあたります。
コナン映画の歴史も長いですね!
キャッチコピーは「お前に解けるか、この芸術が!」です。
コナン映画の中ではユニークなキャッチコピーで、結構好き。
このページでは名探偵コナン 業火の向日葵のあらじ、感想、漫画を読んでいなくても楽しめるのか?といった疑問にもお答えします!
あらすじ
ゴッホのヒマワリの模写7つが日本に集まる!
怪盗キッドはそれを盗むと予告!
しかし絵が乗った飛行機が爆発してしまう。
まさかキッドがやったのか?
感想
ゴッホのヒマワリと怪盗キッドがストーリーの肝です。
それ以外のキャラなど居ないようなもの!
コナンも哀ちゃんももちろん出ますが、期待するような良いシーンは少ないです。
ストーリーに大きく関わるという事もなく・・・。
まあメインが怪盗キッドなので。
キッド好きならこの映画はもうワクワクドキドキしまくりでしょう。
キッド別に好きじゃないや、という方には「いまいちなストーリー」「いまいちな展開」に感じるかもしれません。
私はキッド好きですが、話がツマラナイので「すっげ面白かった!」とは言えませんでした・・・。キッドかっこいいなあとドキドキはしましたが。
やっぱりキッドが新一のフリしたり、鈴木財閥が金に物言わせたり、ニューヨークの警部が日本に拳銃持ち込んだり…。
お約束が満載です!(悪い意味で)
突っ込みどころもいっぱいです!(悪い意味で)
一番つっこんだのは、羽田で飛行機が爆発したシーン。
テロか!?と騒がれている割には、そんなにニュースにならない。
重大インシデントじゃん!株価とか駄々下がりじゃん!と思わずにはいられません。
現実感なんてコナンの世界には存在しないのですが、
おかげで事件や人物にのめりこむことができませんでした・・・。
動機が意味不明
正直言ってどんな事件なのか、なぜ起こらなければならなかったのか、理解できません。
人が人を殺すって、よっぽどの事なのに。この映画の中では命の尊厳とか、倫理とか、存在しません。
脚本家が「コナンだから人死ななきゃ!」と思って起こった事件なんだろうな、という印象が強いです。
なんというか、犯人が殺したんじゃなく、制作側が映画のために人を殺したって感じ。
事件なんてあってないようなもの。
だから犯人を追い詰めるシーンもハラハラしないし、事件の概要が掴めないので動機も理解できません。
漫画を読んでいなくても大丈夫?
大丈夫です。
黒の組織やコナンの根幹に関わるシーンはありません。
ゲスト声優は?
ゲスト声優はモデル・女優の榮倉奈々さんです!
彼女の演技はあまり見た事が無いのですが、正直言って声優は向いていませんね。
金切り声みたいな感じだし、棒読みっぽいし…。
映画への没入感を阻害するゲスト声優でした…。
キャスト
高山みなみ
山崎和佳奈
小山力也
山口勝平
榮倉奈々
茶風林
緒方賢一
高木渉
林原めぐみ
監督 静野孔文
この方は他のコナン映画「次元の狙撃手」「絶海の探偵」「11人目のストライカー」でも監督をしています。・・・・・(゜-゜) まあそういうことです。
まとめ
「キッドをよく見せるために作られたシーンがたくさんあるので、キッド好きにはたまらないキッド映画!!!」