原題:KINGSMAN: THE SECRET SERVICE 公開年:2014 上映時間:129分
英国王のスピーチでオスカーを獲ったコリンファースが主演!!
痛快スパイアクションには目を見張る!クールなキャスト達はみなかっこいい!でもストーリーはツッコミどころ満載です。
このページでは映画キングスマンのあらすじ、感想を紹介しています
あらすじ
ロンドンにある高級スーツ店「キングスマン」は、実はいかなる国の干渉も受けない屈指のエリートスパイ集団だった。
ブリティッシュスーツを小粋に着こなす紳士ハリー(コリン・ファース)もその一人で、日々極秘任務の遂行に務めていた。
しかしある日、スパイ仲間が何者かに暗殺され、彼は街で不良青年エグジー(タロン・エガートン)をスカウトする。 だが敵は想像もつかないヤツだった!!
ストーリーはよくあるスパイものです。
スパイ機関に敵が現れ、倒すために若いエージェントを迎え入れる。
ありきたりと言えばありきたり。
しかし!!
なんじゃそりゃ!と言わざるを得ない展開たっぷりです。
まずね、映画自体が長く感じるんですよね。物語のテンポが悪いせいでしょうか。
青年にフォーカスを当てまくっているせいか、いらないシーンが多いんです。
言われなくても想像できることをご丁寧に「実はこうなんだよ」と教えてきます。
もっとユーモアやコミカルさがあれば、飽きずに楽しめたかなという気がします。
まあキャストが英国紳士なのでね。
メインはアクションですしおすし。
ストーリーにはあまり期待しないほうがいいでしょう。
アクションシーン
この映画の見せ所はアクションシーンと言っても過言ではない!
監督が「キル・ビル」のマシュー・ヴォーンなので、かなりスタイリッシュな戦闘シーンが盛りだくさんです。
見ていて飽きません!
スーツ姿のコリン・ファースが服を乱さず敵を殺す場面はもうほれぼれしますよ!
スーツを乱して殺戮マシーンと化するコリン・ファースもクールで素敵なんですけどね。
「ダイ・ハード」のように「ババババ、ズカーン、ばっこーん」とド派手ではないため、キングスマンの上品さは物足りないという人もいるみたいです。
ちなみにグロテスクな個所があるので、苦手な方は注意です!
子供にもおすすめしません。
ラスト
若きスパイ、エグジーの先輩であるコリン・ファース。
スマートでクールだったのに、最後のヤマを迎えることなく死にます。
もう一度言います、死にます。
なんで?と叫ばずにはいられません。
やはり主役はイケメン青年エグジーなのか…。
コリン・ファースが死ぬことになんの意味があるのか!!
よくわからないまま敵は壊滅し、エンドロールが流れます。
深く考えて鑑賞すると肩透かしをくらうので、頭空っぽにしてコーラ缶片手に見るのがいいのかもしれませんね。
(所詮は娯楽映画の域を出ません)
2が制作されるそうですが、ミッションインポッシブルや007のように長く愛される映画にはならないかなといった感じです。
キャスト
・本作キングスマンでブレイクした俳優タロン・エガートン。
とてもかっこいいお顔ですが、ほれぼれするような演技!といった感想は抱きませんでした。
・英国映画によく出演しているコリン・ファース。
泣き顔がかわいいのですが本作では見られませんでした。残念。
・スターウォーズでルークを演じたマークハミル。マークハミル!?
出演していたなんて気づかなかった!!
これからご覧になる方は誰がマークハミルなのかお探しください。
(案外簡単に見つかりそう。)
まとめ
キングスマンはかなり評価が高いですが、私はあまりハマりませんでした。
2回は見なくていいかな。
コリン・ファース見たさでまた鑑賞するかもしれませんが…。
めっちゃおもしろかった!とは言えないけれど、はまる人ははまる映画です。
*2018年追記
個人的には続編よりこちらの方がグロて好きでした。
面白いのもこっちですね