原題:Sherlock Holmes: A Game of Shadows 公開:2011年 上映時間:123分
ロバートダウニー・Jrがホームズを、ジュード・ロウがワトソンを演じてます。
第一作目との繋がりはありません。
本作だけ見ても楽しめるようになっています。
ジャンルはミステリアクションだけど、ミステリ要素なんてあったかなぁ。
どちらかというとアクション映画な気がします。
コテコテな推理を期待してみると肩透かしを食らうので、かっこいいアクション映画だと思って視聴したほうが楽しめます。
シャーロックホームズ2あらすじ
世界各地で連続爆破事件が発生!謎を追う名探偵ホームズは、この事件の黒幕が、“もう一人の天才”モリアーティ教授であると見抜いていた。
彼はホームズとワトソンを抹殺すべく、欧州中に巧妙な罠を張り巡らせる。
次々と襲いかかる危機を乗り越え、ホームズ達はついに決戦の地へ!
魔術師ジプシーとか出てくるけどメインはモリアーティです。ホームズの宿敵なんですが、これがまた狡猾な人物で、見ていて「こんちくしょう!」となります。
全力でホームズを潰しにかかります。ホームズの愛する女を殺したりね。
いやー、怖い怖い。
物語は終始二人の対決にスポットが当たっています。
天才と天才の戦いって見ごたえありますよね。(羽生vs渡辺みたいな)
しかし!!
今回の戦いというのは頭脳戦ではありません!
肉弾戦です!!
最終決戦の地であるかの有名なライヘンバッハの滝で、二人は殴り合いを始めます。
しかもその拳闘がスローーーです。
中々変わった演出方法で私は好きです。「おしゃれな戦い」とでも言えばいいでしょうか。
耳をつかんだり、唾を吐いたり、とりあえず殴る殴る殴るような泥臭い拳闘シーンではないです。
この映画の価値はアクションシーンにあります。
ストーリーや展開に価値はないのか? あんまないです!
ここに居るホームズは椅子に座って冷静に頭を働かせるホームズではありません。
女装をしたり森の中を駆け回るホームズなのです。
ストーリーなんてあってないようなもんだし、展開も急なので見ていて置いてけぼりをくらいます。
カメラワークもスタイリッシュにしようとしたせいか最悪なので、何が起こっているのかいまいち分かり辛い。
ならばなぜ私は70点をつけたのか?
その答えはキャストにあります。
シャーロックホームズ2キャスト
なななんとモリアーティ役を演じているのはあのジャレッド・ハリスなんです!
誰って感じですよね? マイナーな俳優さんなので知らない方が多いと思います。
父親はハリーポッター1,2でダンブルドアを演じていました。
この俳優さん好きなんですよね。だから70点なんです。
は?って感じですよね。好きな映画ってだいたいそんなもんです。
演出、ストーリー、展開、起伏が最悪でもキャストが最高なら映画も最高なんですよ!!!!
シャーロックホームズ2の音楽
この映画が好きな理由のもう一つに音楽があります。
作曲は「ダークナイト」「ダヴィンチコード」「パイレーツオブカリビアン」を担当したハンス・ジマーです。
ハンス・ジマー好きなんですよね。ドイツの作曲家なのですが、作る曲すべてが素晴らしく、映画ごとにサントラが欲しくなります。
本作での音楽も、聞いていて胸が高鳴ります。
ホームズはどうなるんだろう?というドキドキが音楽によってさらに高まるのです。
こんな人におすすめ
シャーロックホームズ系の映画、ドラマは全部見ている。
ロバートダウニー・Jrの女装が見たい。
アクション映画が見たい。
まとめ
映画自体は120分です。
展開が急で、いらないシーンが多いのでだいぶ長く感じると思います。
見る方は心してみましょう。
ちなみに2018年シリーズ3の製作決定が発表されました。
キャストは続投するようです。楽しみですね!