原題:EXPLODING SUN 公開:2013年 上映時間:97分
ソーラー・ストライクという映画もあるけれど、こっちには2013が付きます。違う作品です。
タイトルのあとに西暦何年が付いてくるってことはつまり「B級」映画ってことですよ。
B級映画のくせに、前編後編に分かれています。
合計すると3時間になるんですが、3時間なんてとうてい耐えられない!ということで午後ローでは90分にまとめてよく放送されます。
丁寧につっこんでいるとそれこそ3時間かかるので、パパッと終わらせますよ。
あらすじ
民間人を乗せた宇宙船が、活発化した太陽フレアによって制御不能になる。
このまま太陽へと向かい爆発すれば、未曽有の太陽電磁波が地球を襲うことが判明する…。
ロケットの開発者クレイグ・バーカス博士は、ドン・ウインクロフト宇宙パイロットとともに、地球を救う術を模索する。
感想(ツッコミ)
SF映画です。SFってどうしても設定の説明や、科学用語、事象の説明で上映時間が長くなってしまうんですよね。
でもいくらなんでもこんな内容に3時間は使い過ぎです。90分でも長いですよ。
それもしっかり作り込まれているのではなく、色んな展開を盛り込んだせいで長くなっているんです。壊滅状態の難民キャンプ、アメリカの次期大統領候補とか。
おかげで何を伝えたいのか分かりません。ごちゃごちゃしすぎです。
もちろんSFをリスペクトしているのなら、テーマにそった映画ということで私も納得するのですが、SFへの尊敬とかありゃしないんですよ、この映画には。
分速4500km出しちゃう宇宙船とか。
太陽に宇宙船が突っ込んで、電磁波が地球を襲うんだけど、もう一度太陽にエネルギーをぶっこめば電磁波が収まるとか。
太陽ってそんなもんなんですか?家の電気のスイッチをオンにしてー、オフにしてーって感じで、活動期を操れるんですか?
バックスバニーが言っていました。
「なんて無知無科学!!」と。
この映画にふさわしい名言です。よく言った、バックスバニー。
誰が脚本したのか知りませんが、「ちょっとそれは無いだろう、お前」と制止してくれる人が周りに居なかったんでしょうね、きっと。
ラスト
映画「アルマゲドン」みたい。
あっちの方が何百倍も面白いけれど。
暇でしょうがない人か、B級映画が好きでたまらない人、むしろ見てみたい!つっこみたい人は視聴しましょう。
まとめ
つっこみどろこがたっぷりある映画って、それはそれで存在価値がありますよね。