原題:Finding Nemo 公開年:2003年 上映時間:100分
公開されてからもう13年にもなるんですね…。
にしては相変わらず人気のディズニー映画です。
テーマ、映像、ストーリーは時代に関係なく楽しめるので、さすがディズニーといったところ。
続編の「ファインディング・ドリー」もおすすめです!
ファインディングニモのあらすじ
オーストラリア、グレートバリアリーフ。広大な海の中でカクレクマノミの400個の卵が孵化しようとしていた。
しかし、無事に生まれたのは母親の命と引き換えに助かったたった1つだけ。
父マーリンは、この子を“ニモ”と名付け、同じ悲劇を繰り返さないと誓い過保護なまでに大事に育てていく。
そして6歳になったニモに、初めて学校へ行く日がやって来る。
しかし、突然の悲劇がニモを襲う。
彼は、人間のダイバーにさらわれてしまったのだ。
打ちひしがれるマーリンだったが、陽気なナンヨウハギ、ドリーの助けを借りてニモを取り戻す旅へと出るのだった…。
ストーリーは非常に簡単です。
迷子になった子供を親が見つける、それだけです。
しかし舞台は海。デパートで迷子になったのとはわけが違います。
それも主人公は海の王様シャチでもないし、キュートな飛べない鳥ペンギンでもありません。
小さくて可愛らしいカクレクマノミです。
大海原にはサメやカメ、イワシの大群など様々な生物がいるので、父マーリンは友人ドリーと共に危険に侵されながら、ときにはほかの魚の協力を得ながら息子のニモを探します。
冒険というテーマは子供だけでなく大人も楽しめます。
そして最後に再会するシーンは感動します。
マーリンとドリーの冒険、危険、協力を見てきた視聴者は、「ああ、良かった」とほっこりした気持ちになるでしょう。
子を持つ親ならなおさら、泣けるに違いありません!
マーリンとドリー
カクレクマノミのマーリンは息子探しの旅を始めます。
そこで出会ったのが物忘れが激しいナンヨウハギのドリーです。
一刻も早く息子のニモを見つけたいマーリンと、能天気なドリーは性格が合いません。そりゃマーリンからしたら、ぼうっとしているドリーは足手まといなわけですよ。
でもドリーは文字が読めるので、一緒に行動するしかないのです。
はじめはドリーにイライラします。こいつさえしっかりしていれば!早くニモに会えるのに!
でも物語が進めば、ドリーにも愛着がわいてきます。
彼女には彼女のいいところがあるです。
やがてマーリンとドリーの間に友情という絆が生まれます。
親子愛だけでなく、友情愛も描かれているんですね。
ニモは歯医者の水槽に
人間にさらわれたニモが行きついたのは、歯医者の水槽でした。
そこにはニモのほかに、ツノダシのギル、ヒトデのピーチなど色んな魚がいます。
彼らは水槽から海へと逃げるため、日々奮闘していました。
ニモはそんな彼らと過ごしながら、父親が助けに来てくれるのを待つのです。
私も小さいころ、スーパーで迷子になったことがあるのですが、心細いんですよね。
捨てられたんじゃないか、とか思っちゃって。
サービスカウンターのおばさんは「そこらへん探せば居るわよ」とか言うし…。
ニモも不安と戦いながら、父親を待ち続けます。
子供は無条件に親を信じるものですから。
マーリンもまた親である自分を信じています。 「何があっても絶対息子を助けるぞ!」という強い気持ちには、涙が出ます。
親という存在がみんなマーリンみたいに、子供想いならいいのにね。
ファインディングニモの面白いシーン
三匹のサメ(サメトリオ)が言っていた「魚は友達エサじゃない!」という言葉には笑いました。
彼らは海藻食主義を貫こうと努力しているサメなんですけど、やってることがまるで断酒会そのものなんですね。
アルコホーリクス・アノニマスかよ!って。
「ファインティング・ニモ」には大人が笑えるシーンがいっぱいあるんです。
もう一つ、好きなシーンがあります。
それはイワシの大群がマーリンに言った言葉。
「大変だー、大変だー、自分のことで精いっぱい」です。
リズムがいいので、ついつい口にしてしまいます。
歯医者の女の子の名前は?
歯医者のシーンで登場する強烈なキャラの女の子。
名前はダーラです。
ちょっとチャッキーに似ていますね。
ファインディングニモのまとめ
家族でも恋人でも、子供会でも楽しめるディズニー映画!
笑いあり、涙ありで何度見ても面白いです!!