公開:2011年 上映時間:114分 主題歌:矢野顕子 with 忌野清志郎
「ひとつだけ」
「アイアムヒーロー」の主演を務める大泉洋が、イケメン?さわやか青年として登場する雰囲気映画。
でもその雰囲気が好き!
カフェ、木漏れ日、塩パン、ほっこりまったりが好きな人は好きな映画です。
邦画の悪いところがいっぱい詰まってるけど、こんな映画もアリだ思います。
キャッチコピーは「わけあうたびに わかりあえる 気がする」。
ということでこのページでは映画しあわせのパンのあらすじ、感想、ロケ地を紹介します!
しあわせのパンあらすじ
りえ(原田知世)と尚(大泉洋)夫婦は、東京から北海道の月浦に引っ越し、パンカフェ「マーニ」を開店する。
夫が丁寧にこねたパンに見合う料理を作るのは妻の担当で、いつも季節の食材をふんだんに使った料理がテーブルを彩っていた。
そんな「マーニ」には、それぞれ何かしらの事情を抱えた客たちが店を訪れるものの、帰りには不思議とみんな心が軽くなっているのだった…。
ヒューマンドラマというジャンルになるんでしょうけど、心揺さぶられるようなドラマは特にないです。
小物はかわいいし、パンはおいしそうだけれど、登場する夫婦(原田知世と大泉洋)が人間っぽくないんですよね。
特に原田知世は雰囲気にとけこんでいいんですけど、どこか空虚というか…。
感情も出さないし。
妖精夫婦がパン作ってるのかな?って感じです。
四季折々にお客がやってきますが、そのお客さんもキャラがたっているわけではないので、物語がフワフワと進みます。
ラストに登場する老夫婦の話は良かったですけどね。
まあ薄っぺらいと言えば、薄っぺらい。
特筆することもないので、感想という感想が書けないくらいです。
でも好きなんですよね。
じっくり腰を据えてみたことは一度しかありません。料理をしながら、掃除をしながら見ることが多いです。
6時間くらいずっとテレビで流していた時もありました。
しずかーに進む物語が、まったりした休日にぴったりなんです。
激しく心を動かされるわけではないけれど、悲しい気持ちになることもない。
のんびり屋には合っている映画です。
素敵なシーン
やっぱりパン!
スープも素朴でおいしそう!
チーズたっぷりのじゃがいももホクホク!
「しあわせのパン」を見ているとお腹が空いてきます。
木のスプーンや木のコップが欲しくなります。
大泉洋、原田知世はどうなの??
原田知世はすごく綺麗だし、透明感あるので、映画の雰囲気にとてもマッチしています。
ならば大泉洋はどうなのか?
「ギアいじったっけ ロー入っちゃって もうウィリーさ」なーんて言って笑いを取る大泉洋はいません!
ニコニコ爽やかさ全開の大泉洋がここにいます!
しかも意外と合うんですよね、爽やか役。
ほかのもっと爽やかな俳優がやっても良かったんでしょうけど。
私は大泉洋で良かったと思いますよ。
まあ彼の顔を見ただけで笑い出しちゃう人には、「しあわせのパン」の視聴は困難でしょう。
いつもとちょっと違った大泉洋が見たい方にはおすすめです!
しあわせのパンまとめ
ファンタジーと言えばファンタジーです。
ご都合主義と言えばご都合主義です。
でもつまらない映画!ではありません。
何も入っていない素朴なパンのように、ほのぼのできる映画も、あっていいんじゃないでしょうか