スティーヴン・スピルバーグ監督によるSF映画「宇宙戦争」製作費は138億!
稲妻に乗ってやって来た宇宙人が、どでかい機械を操縦してアメリカを襲う!
逃げ惑うのはダメ親父トム・クルーズとその家族!でも家族の感動物語ではありません。
「インデペンデンスデイ」のように宇宙人と戦ったりしません。ひたすら逃げ惑うパニック映画です!
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宇宙戦争の映画情報
タイトル | 宇宙戦争 |
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原題 | War of the Worlds |
公開 | 2005年 |
上映時間 | 116分 |
宇宙戦争のあらすじ
アメリカのある町である日のこと、突然、稲光が何度も地上にまで達するという異変が起きていた。
レイ(トム・クルーズ)は、黙って外出した息子のロビー(ジャスティン・チャットウィン)を探しにいくため、娘のレイチェル(ダコタ・ファニング)に留守番をするよういいつける……。
よくあるパニック映画です。では詳しい内容を見て行きましょう。
序盤:宇宙人襲来!
地上からはい出てきた細い足をもつ巨大な機械。ちょっと甲殻類っぽいヤツ、名前はトライポッドが、街を破壊しつくします。
なんでも稲妻に乗ってやって来た宇宙人が乗り込んで操っているんだとか。
トム・クルーズ演じるレイは、思春期まっしぐらな息子ロビーと、わがまま娘レイチェルを車に乗せてとにかく逃げる。
途中では多くの人がレーザービームのような兵器で殺される。
ばんばん人が死ぬ。でももちろん、主人公のレイは無傷。
娘のレイチェルは絶えず「キャーキャー!!」叫びまくっててうるさい。と思えば静かになり「いつものベッドじゃないと眠れないの。だって腰痛が・・・・」「トイレ行きたい」とか言い出す始末。
パニックになるのは分かるけど、全然可愛くない!守ってあげなきゃ!という気持ちになれません。
レイもダメ親父らしく、つねに怒鳴ってるし…。
家の外に飛行機が墜落した、その残骸はすげーーとなりましたけどね。
なんでも墜落した旅客機は、元全日本空輸で使用されていたボーイング747SRで、現在もユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにて同機の残骸が展示されているそうです。
中盤:宇宙人登場!
息子のロビーは突然目覚めた正義感をむき出しに、軍隊と一緒に戦う!と特攻する。しかし直後にトライポッドの太軍が押し寄せ辺りは火の海に…。
もう絶対死んだでしょ、ロビー。
レイと相変わらず泣きじゃくるレイチェルは地下に逃げます。そこに目を持った機械の触手がうねうねと侵入し、あたりを物色。
しかし宇宙人は熱探知ができないみたい!
隠れたり、鏡を見せてごまかせばどうにかやり過ごせるのでした…。
しかもトライポッドを操縦する宇宙人、ちっさいエイリアンみたいな造詣です。ちょっと気味悪い。でも怖くはありません。
終盤:勝手に自滅を始める宇宙人
トライポッドの触手が人を捕まえる!人々はカゴに入れられ恐怖する!
このシーン、一番怖かったです…。
かごの中には10人以上の人間が捉えられているのですが、うねうねした触手がまた人間を捕まえようと迫ってきます。逃げ場はありません。
しかし!
レイがそこらで拾った手榴弾をトライポッドの中に投げ込み爆破!
あれ、これスターウォーズで観たぞ??
そしてなぜか機能停止するトライポッド。
アメリカ軍は弱ったトライポッドにはミサイルで攻撃をして、宇宙人の侵略は終わりを見せます。
しかも息子のロビー生きてたしね。火の海からどうやって生還したのか気になるんですけど。
そして最後には説明のナレーション。
「宇宙人は地球の空気に耐性がなかったので死にました!」 「地球を守ったのは微生物でした!」
なんじゃそりゃ!
宇宙戦争の感想
結局宇宙人たちは何しに来たの?地球の空気が自分たちには合わないって分からずに侵略してきたの?ばかなの?
ところどころ怖いシーンはありましたが、ストーリーがイマイチ面白くありませんでした。
子供たちは絶えずうるさいし、勝手気ままだし。
親父のレイも特徴がない。
家族愛もちらっと見せるけど、深く掘り下げないし。
結局は未知の生物からとにかく逃げる映画で終わります。
それ以上でもそれ以下でもありません。
原作小説はおもしろい。
原作はH・Gウィルズの「宇宙戦争」です。
たしか小学生の頃に読んだかな。
詳しい内容は覚えていませんが、面白いと何回も読んだ記憶があります。
宇宙戦争のキャスト(吹き替え)
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
レイ・フェリエ | トム・クルーズ 森川智之 |
レイチェル・フェリエ | ダコタ・ファニング 三村ゆうな |
ロビー・フェリエ | ジャスティン・チャットウィン 野島健児 |
メリー・アン・フェリエ | ミランダ・オットー 本田貴子 |
ハーラン・オグルビー | ティム・ロビンス てらそままさき |
ナレーター | モーガン・フリーマン 津嘉山正種 |
まとめ
考察する余地が多すぎて、逆に丸投げしているように感じてしまう本作。
ぼうっと見るにはいいかもしれませんが、考察するSFが好きな人には合わないでしょう。
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