原題:Minions 公開:2015年 上映時間:93分
怪盗グルー・シリーズのスピンオフ作品!!
『怪盗グルーの月泥棒 3D』(2010年)、『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013年)に登場したミニオンを主人公にしています。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを黄色に染めちゃうくらい人気なんだとか。
時間も90分と短いし、意外と大人でも楽しめるといことなので視聴することにしました!
このページではミニオンズのあらすじ、感想を紹介します
ミニオンズのあらすじ
バナナに目がない不思議な黄色い生物ミニオンたちは、人類誕生よりもはるか以前に生息していた。彼らの唯一の目的は、向かうところ敵なしのボスに従うことだったが……。
怪盗グルーを見たことがないので、本作のミニオンズしか知りませんが、なんでしょうねこの生き物は。
バナナ?バナナの精なの?
ミニオンズは言葉を話せないので、ナレーションが最初は状況を説明し、彼らの代弁者となります。
そこがすでに寒いですね。ギャグやドジを踏んでもナレーションでつっこまれるとイマイチ笑えません。
例えばミニオンズの一人、スチュワートの腹がぐ~~と鳴ります。
そこでナレーションがつっこみます。
「冒険を前なのに、スチュワートはお腹が空いているようです。バナナを食べます」
ミニオンズの行動に対してクスリと笑えるのは序盤だけで、話が進むとミニオンズのギャグにも飽きてきます…。
ラスト
本作では、ミニオンズが怪盗グルーと出会うまでを描いています。
だから人間界で騒動を起こし、英国を助けたりしたミニオンズたちですが、悪のボスに忠誠を誓うことを本能とする彼らは、最後の最後に登場し王冠を盗んだ悪党グルーに付いて行く、という終わり方です。
理想の悪党ボスを見つけた!やったね!
しかし肝心のストーリー部分はスカスカです。
ミニオンズたちがイギリスで暴れるだけですから。
所々は笑えるかもしれませんが、子供向けアニメという印象は最後までぬぐえませんでした。
ボブという幼稚なキャラクターは可愛かったです。
ヨチヨチ歩きのペンギンみたいで。
笑ったシーン
イギリス警察がサイレンを鳴らしながらミニオンズを捕まえようとするシーン。
追跡パトカーの中でも紅茶を飲もうとする警察には笑っちゃいました。
とりあえずイギリス人はどこでも紅茶を飲んでる、みたいなお国柄がところどころあったので、そこは好きです。
ビートルズがちょろっと出てきたり。
もしミニオンズが日本に来たら、時間に厳しくロボットのように動く社会人が描かれるのでしょうか。
日本を舞台にしても面白いかなーとちょっと思いました。もちろん日本人にしかウケないでしょうけど。
まとめ
ミニオンというキャラクターは可愛い!
でも90分は長いです。5分アニメにしてNHKなどでちょこっと放送するくらいがちょうどいいかもしれません。