原題:Mrs. Doubtfire 公開:1993年 上映時間:126分
ロビン・ウィリアムズが主演を務める大爆笑コメディファミリー映画!
家族、恋人、友達とも楽しめる内容となっています。私は年に二回ほど一人で見るのですが、何回見てもクスクス笑ってしまいます。
ロビン・ウィリアムズの演技はもちろんすごいですが、ストーリーも面白く素晴らしいです。
お色気シーンも、下ネタもないので日曜の昼にぴったりな映画です!
ミセスダウトのあらすじ
サンフランシスコのとある街、失業した俳優、ダニエル・ヒラードは、3人の子どもが自分の全てというほどの、子煩悩な父親。
収入のない夫に代わって一家の家計を担っているやり手デザイナーの妻ミランダは自分が連日疲れきって帰宅する。
夫ダニエルが家事に全く協力せず子供達との遊びにかまけていることに、強いストレスを感じていた。
そりゃそーだ。
長男クリスの誕生日、ミランダの留守中に自宅でパーティを開き、大騒ぎを起こしたダニエルは、堪忍袋の緒が切れたミランダからとうとう離婚の意思を告げられる。
パーティと言っても風船を膨らませてケーキを食べるような大人しいものじゃありません。家具は破壊され、部屋には馬が居て、警察に通報されてしまうようなパーティです。
これは妻がキレて当然ですね。
生活能力のないダニエルは養育権を奪われ週一度限られた時間にしか子どもたちに会えなくなった。
やがてミランダが仕事の忙しさで家政婦を募集していることを知ったダニエルは一計を案じ、メイクアップアーティストの兄の手を借りて女装をする。
女装!といっても綺麗なお姉さんじゃなくて、おばーちゃんですけど。
ダニエルは持ち前の演技力と女装で見事にミランダを騙し、家政婦として最愛の子供たちのそばにいられることになる。
しかし!家事の出来ないダニエルはもう大変。
料理に洗濯、子供の面倒を見るなどやること沢山で毎日へとへと。
テレビ局で運送の仕事も始めたから忙しさは増していく。
妻ミランダに気のある男も登場してしまう。
さあ、どうなるダニエルこと家政婦ダウト!
ミセスダウトのラスト
テレビ局のお偉いさんに気にいられたダニエルは、子供向け番組を担当することになる。
でも妻ミランダに正体がばれてしまい家政婦をクビになる。
元夫が変装して家に入り込んでいたなんて、たしかに不気味ですね。
しかしミランダは気づきます。
ダニエル以上に子供を思う家政婦はいないと。
そう、別れたことでダニエルは変わったのです。家族が望む夫へと。
ラスト、ダニエルは妻と子供のいる家に戻り、前以上に幸せな家族になるのでした。
感想
子供に会いたくて女装して家政婦になるなんて、バカな話ですよね。
でもロビン・ウィリアムズのおばーちゃん姿はかなりさまになっています!
喋り方も、肉の付き方も、服もまさにおばーちゃんです。
でもかなりデカイ。その姿だけでもう笑えますよ。
そこまでして子供に会いたかってことですが、それなら最初から良き父親でいるよう努力しろよって思いました。
家族を失って初めて自分のしてきたこと、していなかったことに気づいたんでしょうか。
ラストはハッピーエンドで感動します。
泣くほどではありませんが、胸がじーんとなるエンディングです。
好きなシーン
家政婦の仕事を終えた帰り道、「ハイヒールを開発した奴を殺してやる」とダニエルが呟いたシーン。好きです。
ハイヒールって履き慣れるまで大変ですよねー。
私もむかし同じことを思いました。
そして一番笑えるのは、中盤のドタバタレストランシーンです!
家族での会食、テレビ局のお偉いさんとの会食がブッキングしてしまったのです。
家政婦としてテーブルに着いたダウトは急いで着替えて、ダニエルに戻り、また急いで着替えてダウトに戻ります。
ややこしいですねー。
でもその慌ただしさに視聴者はハラハラし、笑うのです。
現実的に考えればありえませんが、そんなのどうでもいいのです。
笑えればいいのです。
ロビン・ウィリアムズの動きやセリフはもちろん楽しめますが、演出、キャスト、スタッフどれもが素晴らしいです。ここまで本作が人気になったのは、すべての要素がうまく調和しているからでしょう。
2014年続編の話が上がりましたが、ロビン・ウィリアムズの死によって叶わぬ夢となりました。残念です。
まとめ
笑えてほっこりしたいときにはこの映画!