原題:THE MECHANIC 公開:2011年 上映時間:100分
「トゥームレイダー」のサイモン・ウェスト監督がメガホンを取ったアクション映画!!
メカニックと呼ばれる凄腕の殺し屋が組織の闇にもまれ、弟子をとり訓練する物語は、殺し屋映画というより人情映画みたいです。
しかし!アクションはド派手で見ていて爽快!
ジェイソン・ステイサムの寡黙な漢感も存分に味わえます。
メカニックのあらすじ
どんな相手でも依頼があれば必ず完璧に仕留める凄腕の殺し屋(メカニック)のアーサー・ビショップ。
彼には友人であり、恩人であり、師匠でもある男がいました。
名前はハリー・まっけんな。違いますね、マッケンナです。
しかし殺し屋アーサー・ビショップはハリーの暗殺を依頼されます。
聞くと、南アフリカで行われる予定だった暗殺計画を、ハリーが裏切って外部に漏らし、5人の殺し屋が返り討ちにあって死んだからだとか。
あやしいですねー。
殺し屋アーサーは拒絶しますが、やはりプロです。
最後には仕事を受けます。
殺されたハリーの息子スティーヴは、復讐に燃えます。
そしてなんとスティーヴは仇を取るために自分をメカニックにしてくれ、とアーサーに弟子入りを志願するのです!!
お父ちゃんを殺した男に弟子入りしちゃったのです。
アーサーは弟子のスティーヴを鍛え上げます。
でも彼はまだ若いし、経験がない。
復讐に燃えているせいもあって、言うことを聞きません。
アーサーの雇主は、いい顔をしませんでした。急に出てきたこの若い男はなんだ!ハリーの息子!?なんだってそいつがお前の弟子になってるんだ、そんな感じでしょうか。
アーサーはスティーブを見込みありと判断しますが、ある暗殺を通じてあることに気付くのです。
メカニックのラスト
勘のいい方はわかるかと思いますが、アーサーの雇主は悪い奴です。
アーサーの恩人であるハリー・マッケンナを、こともあろうかアーサー自身に殺させたのは、黒幕自身のミスを隠すためでした。
アーサーと弟子のスティーヴは二人で雇主を殺します。
それで一件落着かと思えばそうではありません!
弟子スティーヴはアーサーが父親を殺した張本人だと知るのです。
復讐に燃えるスティーヴはアーサーを殺そうとしますが、逆にやられてしまいます。
やはりアーサーの方が何倍も上手でした。
孤独な殺し屋は、やはり一人で生きるしかないのです。
ちょっと切ない終わり方ですね。
感想
いろいろツッコミどころはあるけれど、エンタメ映画って感じで面白かったです。
クールで完璧なジェイソン・ステイサムがかっこ良かった!やっぱり彼には派手なアクションが似合いますね。
ただ殺すのではなく、事故に見せかける暗殺方法もかっくいいです。
プロフェッショナルです。
最後は力技で押し切ってしまうのが、笑えましたけど(^_^;)
ストーリー自体は殺し屋映画のあるあるが詰まっているので、すんなり楽しめるのではないかと思います。
なにも難しい話はないです。
アーサーが弟子スティーヴに子犬を飼わせたのも、ターゲットが犬好きという理由からです。(シングルマンみたいな展開はありません)
キャスト
監督:サイモン・ウェスト
ジェイソン・ステイサム、
ベン・フォスター、
ドナルド・サザーランド、
トニー・ゴールドウィン、
ミニ・アンデン、
ジェームズ・ローガン、
ジェフ・チェイス、
クリスタ・キャンベル
続編!メカニック ワールドミッション
本作メカニックの続編「メカニック ワールドミッション」が9月24日に公開されます!
殺し屋ビショップをステイサムが再び演じ、トミー・リー・ジョーンズ、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ヨーが共演します。(変なひげですね)
世界を裏で操るフィクサーの存在、殺し屋ビショップの華麗な殺しが見どころです!!
アクション好きな方はぜひ劇場でご覧ください。
まとめ
非常でムキムキな殺し屋といえばジェイソン・ステイサム!
彼のプロフェッショナルな殺し方と、ド派手なアクションが最高な「メカニック」はエンタメアクション好きにおすすめの映画です!!