ホラー映画と言いつつも、中身はポルターガイストがメインとなっています。
人間の闇や殺人鬼がじわりじわりと追い掛けてくるような恐怖映画ではありません。
ソウシリーズの監督ジェームズ・ワンと、パラノーマル・アクティビティのスタッフが手を組んでいます。
これでなんとなく雰囲気がわかるかなーと。
大きな音で脅かしてくるような映画が嫌いなひとは見ないほうがいいです。
インシディアスのあらすじ
ジョシュとルネの夫婦は3人の子とともに新居に引っ越してから、怪奇現象に見舞われていた。
屋根裏から不審な音がしたり、勝手に物の配置が変わったり、モニターからあやしげな声が聞こえたり。
それだけでも十分嫌な生活ですね。
そんなある日、長男のダルトンが梯子から落ちて昏睡状態になってしまう!
なんて不運!
しかし、ダルトンの身体に異常はなく、昏睡の原因ははっきりしません。
これは霊的な何かが関係していると考えた夫婦は、新居から引っ越します。
よくあるホラー映画だったら、頑固おやじがせっかく買った家なんだから引っ越さないぞ!金もないぞ!とか言う展開になりますよね。
んでその頑固おやじがまっさきに殺されてしまったり…。
本作インシディアスでは、けっこう早い段階で引っ越します。
とてもいい決断ですね。
しかし、怪奇現象はおさまらず、霊媒師や牧師に依頼しても事態は悪化していく一方でした。
カメラに映る謎の影
夫婦は家にカメラをしかけます。科学の力に頼ったのです。
するとそこには、謎の赤い人物が…。
ダースモールではありません、悪魔です。
実は父親ジョシュは幽体離脱体質で、その性質を息子が遺伝してしまい、息子の魂は霊界に迷い込んでいたのです!
悪魔は空になった息子の体を狙っていたんですね~。
ラスト
息子を救うべく、霊能力者に催眠をかけられ眠る父親は霊界へと行きます。
勇気ある父親ですね。
息子を見つけた父親はなんとかその魂を体に連れ戻します。
ハッピーエンドですね!
と思いきや、エンドロール後、父親の体がババアの霊に乗っ取られたシーンが入ります。
つまり続編があるよってことですね!
インシディアスの感想
文字にするとギャグ映画っぽいですね。
悪魔とか、魂とか、霊界とか…。
映画自体はまあまあ怖かったですよね。
グロい映画を見た時の「うわっ」となるような怖さでもなく、精神的にきつくなるような怖さでもなく、単に音と映像にびびっただけなんですけどね。
あれまビックリ!玉手箱!
そんな感じの怖さ、驚きに耐性がない方はひえ~となるのではないでしょうか。
逆に音で驚かしたりするようなホラーは飽き飽きだよ!パラノーマル・アクティビティとかもういいよ!って方は控えたほうがいいかもしれません。
しかし演出はよくあるような感じですが、ストーリーは意外性があるので多くの人が楽しめると思います。
ラストにババアの霊が出てくるシーンはめちゃくちゃ怖かったです…。
まとめ
ポルターガイスト、悪魔だって愛情があれば問題ないさ!!
そんなわけでインシディアスは中々ユニークなホラー映画となっています。