原題:Night at the Museum 公開:2006年 上映時間:108分
人気を博した映画ナイトミュージアムシリーズの第一作目。
剥製にされた動物や、偉人たちの模型、恐竜が夜の博物館で動き回っている!!
というビックリなお話。
本来動くはずのないものが動くという物語はトイ・ストリーでもお馴染だけど、本作の主人公の立ち位置が映画史上初(?)で中々ユニークです。
あらすじ
ニューヨークで暮らす失業中のラリー(ベン・スティラー)は前妻が(キム・レイヴァー)が再婚すると知り動揺する。
愛する息子ニッキー(ジェイク・チェリー)とのきずなを保つために、ラリーは自然史博物館の深夜勤務の夜警員の仕事を引き受け、真夜中に警備を始める。
しかしある夜、展示物が魂を宿し動き始める!!
ローマのグラディエーターやカウボーイたちがジオラマから飛び出してケンカしたり、恐竜が走りまわったり、部族がウホウホ叫んだり、さあ大変!
ラリーは夜な夜な暴れだす博物館の展示物達を鎮めるため奮闘するが一人ではどうにもならない。
夜が明けると博物館は惨劇の舞台となり、毎日のように博物館長には叱られる。
クビになりそうになるラリーに、息子は冷たい目を向ける。そりゃそーだ。
ラリーは父親としての威厳を取り戻すべく、夜の博物館に息子を連れて行く。そんなことしていいんだろうか。
しかしその日に限って展示物たちは動かない!
どうやら展示物が魂を宿すには「アクメンラーの石板」というちゃっちい石板が関係しているようで…。
ラスト
アクメンラーの石板を制御できるようになったラリーは、威厳を取り戻し、展示物たちからも一目置かれる存在になる。
そしてまた夜の博物館を楽しむ展示物たちを、ラリーは優しく見守るのだった…。
ドタバタコメディ映画ですが、最後はやっぱりハッピーエンドです。
展示物たちが種族関係なくダンスをしたり、サッカーをするラストシーンは見ているこっちも楽しくなっちゃう終わり方です。
感想
やっぱりシリーズ1は面白い!
ダメ親父ラリーと息子の絆、展示物たちの絆、友情がコメディの中に紛れていて、色んな見方ができる映画だと思います。
父親って子供の前はいいかっこしたいもんなんですねー。
展示物たちも魂を宿し、感情を持ち言葉を喋るのですが、さすがニューヨーク自然史博物館!色んな偉人や動物が登場します。
特にロビンウィリアムズ演じるルーズベルト大統領の頼もしさといったら!
知恵と勇気のあるおじーちゃんって感じで、本作で一番好感の持てるキャラクターです。
文豪ストレイドッグス、ドリフターズじゃありませんけど、時代の違う偉人達がもし出会ったら・・・・というIfストーリーも本作では楽しめます。
世界史好きな人は妄想が膨らむんじゃないでしょうか!
まとめ
親子で見たい博物館映画「ナイトミュージアム」!
グダグダなシーンは多いので、コメディのテンポは悪いものの、最後まであきずに視聴することができる映画です。