登山家アーロン・リー・ラルストンの自伝「奇跡の6日間」を原作とした、ハラハラドキドキのパニックムービー「127時間」
落石事故に巻き込まれ、右腕に岩がのしかかってしまった登山家アーロン。食料はないし、近くに人気はない。
死に直面したアーロンはどうやって6日間を生き延び、無事生還する事ができたのか??
実話です!
映画「フィラデルフィア・エクスペリメント」実話?フィラデルフィア計画とは?あらすじ、キャスト127時間の映画情報
タイトル | 127時間 |
原題 | 127 Hours |
公開 | 2011年 |
上映時間 | 94分 |
キャニオニングってなに??
キャニオニングとは、自然を感じながら川や沢の流れとともに 自分の身体ひとつで渓谷を下る アウトドアアクティビティです。
岩が水により削られて出来た天然のウォータースライダーを滑ったり、天然のプールに思いっきり飛び込んだり、大自然との一体感とスリルを味わえるリバースポーツです。
東京では奥多摩にあるスプラッシュ東京で体験できます。爽快で楽しそうです^^
127時間のあらすじ
アメリカ・ユタ州のブルージョン・キャニオン。登山家のアーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)は若い女性とウェーイなんてやりながら地下プールに飛び込んだり、ロッククライミングをしたりと楽しんでいた。
しかし女性と別れた後、アーロンは落石事故に見舞われる。
そこでなんと右腕を断崖に挟まれてしまう!!
助けを呼ぶ術もなく5日間が過ぎ、命も尽き果てようというとき、アーロンはある決断を下す…。
127時間のラスト
岩に挟まった自分の腕を切断!!
右腕を代償に岩から抜け出したアーロンは、人がいる場所まで歩きなんとか助かるのだった。
切断という究極の選択を選び、実行できるのはある程度危険を予測していた登山家ならではかなーと思います。
痛々しいラストシーンでしたが、最後無事に生還した場面では心底ホッとしましたよ!
アーロン本人はその後も山登りを続けています。クレイジー過ぎ!
127時間の感想
原作をもとに作った映画なので、脚本がどうだとか言えませんが、「こんな事故があったのか。山って怖いなー。外って怖いなー」と思うには十分すぎる内容でした。
私の趣味はゲーム、漫画、ゲームなので外に出ることがあまりありません。アウトドアなんて小学生で卒業しました。山登りの経験もありません。
高尾山なら登ってみたいです。ロープウェイで。
そんなインドアな私が本作のような山での事故を見ると、身がすくむのです。
ああもう山とか川とか近づかんとこー、と思うのです。
本作のように腕が岩に挟まれる状況なんて、まず無いとは思いますけどね。
もし自分がそんな怖い状況になったらどうするのか、考えてしまいました。
自分で自分の腕を切るのは多分無理だと思います…。
痛さで気絶しそうだし、感染症起こしそうだし、そもそも骨を切る力がないからです…。
本作の切断シーンはめちゃめちゃグロイです。怖いです。精神的に来ます。
グロイのが苦手な人はダメかもしれません。外国の試写会でも気を失った人が何人かいたみたいです…。
私は目をそらしたのでまだ平気でした。
しかしほかのシーンはあまりリアルではありません。
6日間も山にいるのに、顔はきれいだし髭も伸びていないのです。
極限状態がうまく描かれていないんですよね。人間の生死、活力をテーマにした物語ですから、できるだけリアリティを追及して欲しかったのですが。
ああこれは映画で、岩はセットで、登山家アーロンは役者なんだと、映画を見ている最中に何度も思ってしまった点が非常に残念です。
つまりあまり映画にのめり込むことができなかったわけですね。
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映画の序盤で登山家アーロンが2人の女性を秘密の天然プールに案内し、飛び込む場面があります。
しかしアーロン本人は「峡谷には常に危険が潜んでいる(からそのようなことはしていない)」と、事実ではないと述べています。
でも残りの部分についてはドキュメンタリーに近いほど正確であるとアーロンは評価しています。
それならもうドキュメンタリーにしていいんじゃないかと思いますが、監督のダニー・ボイルがドラマ仕立ての映画にしたかったみたいです。
確かにドキュメンタリーだと気軽に見れないかもしれませんね。
127時間のキャスト
監督 | ダニー・ボイル |
---|---|
原作 | アーロン・ラルストン「奇跡の6日間」 |
出演 | ジェームズ・フランコ |
ケイト・マーラ | |
アンバー・タンブリン | |
リジー・キャプラン | |
ケイト・バートン |
まとめ
どこかに出かけるときはちゃんと行先を家族に伝えておきましょう!家族からの電話も無視しちゃダメ!