映画「インフェルノ」劇場で観ました!
家で鑑賞したら70点以下になりそうな作品です。
まぁシリーズ三作目なので。マンネリというか、詰まらなくなるのは仕方ないかなという印象です。
一作目の感想↓
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それでもラングドン教授が大好きな人なら、楽しめる内容ですよ!
初見の方は置いてけぼりでしょう…。
映画インフェルノの情報
原題:Inferno
公開:2016年
上映時間:121分
シリーズ3作目
あらすじ:ラングドン教授、記憶喪失になる
ラングドン教授は病室で目覚めます。頭には傷。視界は常にギラギラしていて、観客も頭が痛くなります。
画面は揺れに揺れ、トゥームレイダーみたいな顔した女警官がラングドン教授を襲います。
たまたま側にいた女医シエナと共に病院を逃げるラングドン。
服にはレーザーポインタみたいな光が出る筒が入っていました。映し出されたのはダンテ神曲の地獄編を描いた絵。
絵の隅に描かれたゾブリストという名前をグーグルで検索すると、大量殺人を謳う科学者が登場。彼は人口増加の問題について提唱していました。
「人増えすぎたから、もう半分殺そう!化学薬品バラまいて殺そう!」
というアホっぽい考えを持つゾブリストです。もうテロじゃないですか。
ラングドンと女医シエナは領事館に助けを求めますが、何か様子が変です。
誰も信用できない二人は、シリーズでお馴染みの謎解きに取り替かり、二人で化学兵器を見つけることに。
さぁどうなるラングドン教授!
ラスト
ダンテの詩篇や、残されたGmailで博物館、遺跡を辿る二人。
そこでダンテのデスマスクが重要な鍵を握ると知ります。
デスマスクに書かれた場所に二人は行きますが、化学兵器を売りたい男と、WHO保健機関のおばはんに追われます。
そして化学兵器まであと一歩のところで、なんとシエナが裏切るのです!!
この女、実はゾブリストの恋人でした。彼氏のテロを私が遂行してやる!と息巻くシエナ。
まぁ裏切りそうな顔しているので、別に驚きませんでしたが。
ラングドンはWHO保健機関のおばはんと手を組んで化学兵器を探すことに。
あ、このおばはん実はラングドン教授の元恋人です。元カノです。
ちょっと昔を思い出して、恋話をするおじさんおばさんは、イスタンブール地下宮殿で化学兵器が入った袋を発見!
シエナは化学薬品をばら撒こうと自爆死して、世界の平和は守られるのでした。
感想
文字にすると長くて単調ですけどね。実際はめっちゃスピーディに物語が進みます。
展開早すぎて観客置いてけぼりです。しかもラングドンの恋、シエナとゾブリストの恋愛、怪しげな何でも屋等とにかく色々詰め込んできてます。
しかしどれも削ぎ落とせないくらい必要な要素で。
観客は頭の中を整理して鑑賞しなければなりません。
まぁ展開の速さは今に始まった事では無いですよね。シリーズ1.2もかなりスピーディでしたし。
私は原作本を読まずに鑑賞しましたが、ある程度は内容を把握できましたよ。
謎解き少なめ!
本作は前作や前々作に比べて謎解き要素が少ないです。それよりも、走って逃げるシーンが多いです。
謎解きで真実を明らかにするよりも、化学兵器テロをどうやって止めるかが焦点となってる訳です。
ミステリーというよりスパイ映画みたいですね。ジェイソンボーンみたいな。
本作は本作で楽しめましたが、物足りないなーと思っちゃいました。
キャラクター
・元カノともしあの時、結ばれていたら…なんて話すラングドン教授。
人間性ありありですが、やっぱりラングドン教授は聖人です。汚いところが一切ない。優しさの塊です。
そのくせ謎解きのために美術品を盗み、壊しちゃいますが。
・ 女医シエナはねー。もう最初からこいつ裏切るなと分かるキャラクターでした。聞いてもいないのに、恋人の話するし。丸わかり過ぎて、裏切りも私の中では予定調和でした。
テロを起こすゾブリストを心から愛し、彼が死んだいま私がテロを完遂する!という意気込みは悲しくもありましたけどね。中身の薄いキャラクターでした。
・WHO世界保健機構のおばさん
ラングドンの元恋人ですが、本作では大活躍です!!
もうこのおばさんが主人公でいいってレベルで、ラスト体を張って化学兵器を探します。
将来こんなおばさんみたいに、かっこいいおばさんになりたいなーと思いました。
・ 何でも屋の社長シムズ。カッコよすぎます。演じるイルファーン・カーンが素敵すぎます。もう惚れちゃいました。彼見たさにDVD買いますよ、もう決めました!
登場する遺産・美術館
本作でも数多くの世界遺産が登場します。まるで世界不思議発見です。世界街歩きです。
500人広間、サンマルコ広場、ヴァザーリの回廊、ヴェッキオ宮殿。
綺麗な景色、時代を感じる建物に心を奪われます。
私が一番すげーとなったのは、ラストで化学兵器が隠されていたイェレバタン・サラユです。荘厳です。ローマ帝国時代に作られた地下貯水池だそうです。
真っ赤な水面と緊迫したシーンは最高にマッチしてました!
キャスト
監督:ロン・ハワード
映画「白鯨との闘い」の監督です。
トム・ハンクス(ラングドン教授)
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フェリシティ・ジョーンズ(女医シエナ)
オマール・シー
シセ・バベット・クヌッセン
イルファン・カーン(かっこいい)
ベン・フォスター
まとめ
やっぱりシリーズ1が一番面白い!
でも本作インフェルノもラングドン教授ファンなら楽しめる内容ですよ!期待しすぎなければね!
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