映画「ミュージアム」
原作にドはまりしました。読んだのは話題になる前ですが、これは映画みたいな漫画だーと感動しました。実際映画化されるということで、早速前売り券を買い鑑賞しました。
一言で言うと、「怖い!グロイ!面白い!」です。
漫画の実写化という事であまり期待はしていませんでしたが、原作が最高なので、映画も普通に面白くなっていました!安心しました!
このページでは「ミュージアム」の動画を無料で見る方法、あらすじ、感想、原作マンガとの違い、結末について紹介します。
ミュージアムあらすじ
現場に謎のメモが残される猟奇殺人事件が矢継ぎ早に発生する。
事件は以下の通り。
・犬に人間を喰わせる「ドッグフードの刑」
・デブニートの肉を、出生体重分切り取る「母の痛みを知りましょうの刑」
・不倫男をたてに真っ二つ「均等の愛の刑」
・整形女性を氷漬けにする「ずっと美しくの刑」
・占い師の口に針を千本刺す「針千本のーますの刑」
この殺人事件どれもグロテスク。
マンガでも耳を切り取るシーンがあったりとグロテスクだったけれど、映画の中でもグロテスクなシーンが多い。
人の内臓がぐちゃっとなっていたり、血がドバドバしていたり。
気分が悪くなる人は多いかもしれない。それでも名作映画「セブン」に比べればましだけど。
一連の事件の関連性を察知した沢村久志刑事(小栗旬)は、自分の妻子が狙われていることを知る。やがて、カエルのマスクをかぶったカエル男の存在が浮かび上がり、犯人に近づいていく沢村刑事だったが、妻子は拉致られてしまう。
犯人はどこの誰なのか。なぜ連続殺人事件を犯したのか。謎はラストで明かされる!
ラスト
連続殺人事件の前に、あるひとつの事件が起こっていた。「幼女樹脂詰め殺人事件」だ。しかしその犯人は捕まり、自殺していた。
だが沢村刑事は気づく。幼女樹脂詰め殺人事件と今回の事件が似ていると。
そう、幼女樹脂詰め事件はカエル男の仕業だったのだ。
それなのにどこのだれとも知らない男が犯人にされたので、カエル男は怒っていた。
「殺人の死体は芸術作品。僕のミュージアムに作品が並んでいく」
カエル男はいかにもなサイコパス野郎だった。
雨の日にしか活動できないことから、カエル男が日光アレルギーだと知った沢村刑事はカエル男の家に侵入するが、逆に囚われてしまう。
監禁生活の中で出されたハンバーガーをむしゃむしゃ食べる沢村刑事が部屋を出ると…。
そこには妻子の首があった。
沢村刑事は、自分の妻と子供から作られたハンバーガーを食べていた…。
ミュージアムの真相
実は妻子生きています。ハンバーガーは、沢村刑事の心を壊すためカエル男が仕組んでいたものでした。
沢村刑事は怒り心頭。カエル男に銃を向けます。
到着した刑事たちもやってきてカエル男は逃げ場なし!
外へ走り逃げるカエル男に太陽の光が差し込み、カエル男はアレルギー反応を起こして倒れるのでした…。
ミュージアムの映画とマンガの違い
だいたい一緒です。マンガであるシーンを、差し支えない程度抜いています。
あとは犯人が双子だったとか、よく分からん改変がされてましたね。
一番気になるのはラストです。ラストが違います。
映画では沢村家族は助かり日常を取り戻しつつあった…というエンディングです。
マンガはもう少し闇というか、もやっとした終わり方です。
それは沢村が「実は俺も妻子も死んじゃったんじゃないか?カエル男に殺されたんじゃないか?」と目を虚ろにさせるエンディングです。
犯人逮捕でハッピー!!という終わり方ではない、関係者が心に闇を残すマンガエンディングが私は好きです。
このもやっとする感じ、嫌いじゃありません
ミュージアム感想
漫画が映画的なので、結構映画にし易かったんじゃないかと思います。
見ていて長く感じましたが、間の撮り方とかは監督の特徴なのでしょうか。
132分が180分くらいに感じました。
それでも寝てしまうこともなく、最後まで楽しめました!
はっきり言うと邦画が嫌いな人でも、楽しめると思います。邦画独特の間やくだらない日常が嫌いな人でも。
そしてキャスト。
主人公の沢村刑事演じる小栗旬は、小栗旬って感じでした。
いつもの映画で見る小栗旬です。
それに比べカエル男を演じる妻夫木聡といったら!すごすぎです!
彼ってあんなに存在感があったんですね。
常にカエルのマスクをかぶっているし、被っていなくても顔が腫れあがっていて妻夫木聡と分かりにくいんですけどね。
でも彼の色が出ていました。完全にはまり役でしたよ。びっくりしました。
他のキャストは…、うーん。松重豊さんがかっこ良かったのと、野村周辺さんがイケメンだったくらいですかね。
まとめ
原作マンガがちょー面白い!!
だから映画も面白い!