原題:Rogue One: A Star Wars Story 公開:2016年 上映時間:133分
物語の時系列は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前に当たる。
『エピソード4/新たなる希望』の冒頭でも触れられた、銀河帝国軍の宇宙要塞である初代デス・スターの設計図の強奪任務を遂行した、反乱同盟軍兵士達の活躍が描かれている。(wiki)
スターウォーズを見たことがある人間ならぜったい見るべきSF映画がローグワンです。
正直、スターウォーズは好き過ぎる映画なので感想なんて書けないのですが。
ローグワンだけはつらつらと思う事を並べて行こうかなと思ったので、筆をとりました
ローグワンあらすじ
帝国軍の誇る究極兵器デス・スターによって、銀河は混乱と恐怖にさらされていました。
窃盗、暴行、書類偽造などの悪事を重ねてきたジンは反乱軍に加わり、あるミッションを下されます。
それはデス・スターの設計図を奪うという、困難かつ無謀なものでした。彼女を筆頭に、キャシアン、チアルート、ベイズ、ボーティーといったメンバーで極秘部隊ローグ・ワンが結成され、ミッションが始動します……。
ラスト
ローグワン部隊はデススターの設計図を盗むため、スカリフという都市へ向かいます。そこには帝国軍の建物の設計図が保管されています。
ローグワンは陽動作戦を展開しながら、設計図を入手!
宇宙にいる艦隊へ、設計図のデータを送信します。
データを受け取ったモブ反乱軍兵士はそれをレイア姫に渡すのです。
そして物語はエピソード4へ続くのでした…。
ネタバレ1:全員死にます
主人公のジン・アーソも。相棒のキャシアンとロボットKも。
めちゃくそ強いアジア人チアルートも。
ラスト死んでしまいます
本作では簡単に人が死ぬので賛否両論別れていますが。
やはり戦争なので。人がばんばん死んでいくことは何も変ではありません。
デススターの設計図を入手!みんなハッピー!では無い終わり方だからこそ、胸に響くものがあるのです。
ラストのジンとキャシアンのキスシーンは蛇足ですけどね(個人的件)
抱き合う二人に迫る爆発は、泣けます。
よくあるゲームのエンディングっぽいですが、王道感がいい。
私たち鑑賞者はジン達と設計図を盗む過程を味わっているのですから、やはり最後のシーンは悲しくってたまらなくなります。
よく頑張ったよ、反乱軍。
彼らが居なければデススターの破壊などできなかった。
ネタバレ2:ダースベイダーがよく動く
ダースベイダー?出てきても喋らないでしょ。
どうせ期待させてすぐ消えるんでしょ。
そう思ってました…。
しかし実際はよく動く!喋る!
エピソード3のダースベイダーなんて一言も話しませんでしたが。
パドメパドメは言ってましたけど。
ローグワンではめちゃんこ話します。
感動します。しかもスターウォーズが初公開された1977年から同じ声優さんがダースベイダーの声を務めているのです。
本作もジェームズ・アール・ジョーンズさんの声なのです!御年85歳だそうで。ひえ~~。
長年のファンでも違和感なくダースベイダーを受け入れることができるかと。
(ダースベイダー大好きな私からすれば、ダースベイダーの首が少し太いなあとは思いますが。しかし、やはり4をリスペクトしているだけはあります。マスク、肩のアーマーが4そっくりです)
そしてなによりスゴイのが。
ダースベイダーが無双するのです!!
反乱軍兵士をフォースチョークで殺し、ライトセーバーで切り倒し、フォースで天井に貼り付け、またライトセーバーで切り殺し…。
密室にダースベイダーが現れた時の恐怖といったら!
怖くてたまりません。
笑いたくなるほど怖いです
エピソード4のような、対オビワンとのようなゆっくりな戦闘シーンではありません。
ローグワンのダースベイダーはまさしくシスの暗黒卿なのです!!
登場時間は15分くらいでしょうか?もっと少ないかも。
しかしダースベイダーの為に、ローグワンを見に行く価値はあると思います。
ネタバレ3:ターキン提督はCG
エピソード4に登場したターキン提督が、ローグワンでも登場します。
しかし俳優さんは亡くなっています。ではそっくりさんを用意したのか?
違います。
実は本作ではガイ・ヘンリーと言う俳優がターキンを演じているのですが、その顔の上にCGで前ターキンの顔を張り付けているのです!!
科学ってすごい!
もう映画技術において俳優の死は関係なくなってきているんですね。
嬉しいような悲しいような…。
ネタバレ4:反乱軍だって汚い
悪い帝国軍を倒すために存在する反乱軍ですが、希望にあふれた善人軍団かと言うとそうではありません。
反乱軍にも横暴で、自分勝手な奴だっています。手を汚してきた兵隊も居るのです。
そして逆に、帝国軍にもいい奴が存在するのです。
家族を大切にする帝国軍兵士だっているんですよ。
これは単純な善と悪との戦いではないのだと、ローグワンを見て思いました。
私はダースベイダーが好きなので、やっぱり帝国軍を応援したくなるのですが、反乱軍が劣勢だと反乱軍を応援したくなります。
「増援部隊早く!」と祈り、AT_CATが破壊されると拳をあげたくなります。
しかし帝国軍が劣勢になると「タイファイターいけ」と拳を握ります。
こんな感じで戦闘シーンを見ている方、結構いるのではないかと思いますが。
どうでしょうか??
ローグワンはこのキャラに注目!
ダースベイダー
本作で強烈な印象を植え付けてくれました。ダースベイダー。
シスの暗黒卿であり、帝国軍の皇帝の右腕でもあるベイダー卿が全線に出て戦う姿は痺れます。
欲を言えばもっともっとベイダー卿のシーンが見たかったです…。
チアルート
フォースの存在を強く信じるチアルート。
その強さはまさにチートレベルです。
盲目の彼はフォースに導かれるように生きているのですが、やはり最後には死んでしまいます。
その死に方があまりにも泣けます。
フォースを最後まで信じ、フォースと共にあるチアルート。
スターウォーズにアジア人?なんて疑問を打ち砕いてくれるほど、素敵なキャラクターです。
アクションシーンもかっこいいです!!
K-2SO
キャシアンに再プログラミングされた、元帝国軍のドロイドです。戦闘能力はかなり高いです。フィルター機能が無いので毒舌です。
反乱軍のドロイドって大体口が悪い…。
最初はロボットKが気に入らない私でしたが、ラストにはもう彼にメロメロでした。
皮肉がうまいんですよね。クスっとさせられます。
ラストでジン達を守るためにKは死ぬのですが、やはり涙なしには見られません。
ロボットの死って、人間の死より考えるところが多い気がします。
ちなみにK_2SOを演じたアラン・テュディックは映画「アイ,ロボット」でロボットのサニーを演じています。ロボット役が上手な俳優さんですね(*´ω`)
ゲイレン・アーソ
主人公ジンの父親です。演じるのはマッツ・ミケルセンです。マッツ・ミケルセンですよ!ハンニバルの!
彼がセクシーすぎて鼻血ものです。
なんてたって姿勢が良い!!!!!
帝国軍の科学者なのですが、顔が綺麗なので軍服がよく似合います。
映画中盤でやはり死ぬのですが…。そのさい娘ジンは「置いて行けないよ」と父ゲイレンに言うのです。
エピソード6を思い出しますね。
親を残して逃げなければいけない状況というのは涙を誘います。
クレニック長官
そして忘れてはならないのが帝国軍長官クレニック
彼が居なければデススターは完成しなかったでしょう
常に怒りっぽく野心家なクレニックですが、やはり最後は死んでしまいます
その死に方といったら、もうたまりません
絶望した顔がまた素敵なのですが、本人はやり切れないだろうな…
まとめ
映画「ローグワン」は今まで公開されたスターウォーズシリーズの中で4番目に好きな作品です。作り手の愛情を感じるからです。
音楽も素晴らしく、どのキャストも素敵
ファンならもちろん、スターウォーズに興味がある人、白兵戦、戦闘機が好きな人にもオススメできるのが映画「ローグワン」です!!
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