タイトル:アルカトラズからの脱出 原題:Escape From Alcatraz 公開:1979年 上映時間:112分
主演はクリントイーストウッド。
脱獄不可能と言われた、アルカトラズ刑務所から脱獄したフランク・モリスの実話を基にした映画です。
このページでは映画アルカトラズからの脱出のネタバレあらすじ、キャスト(吹き替え)ショーシャンクの空にと似ている点について紹介します!
アルカトラズからの脱出のあらすじ
アルカトラズ刑務所。
そこに入所してきた頭脳優秀なフランク・モリスは脱獄の方法を考えていた。
ある日通気口から外へ出られるという話を聞き、独房の小さい通気口への入り口を大きくして、脱出する手段を思いつく。
同じ頃、刑務所内で知り合った囚人ドクが、趣味としていた絵描きを刑務所長に禁止されたことに絶望し、斧で指を切断する騒動が起きる。
怒ったモリスは脱獄計画の準備に取り掛かり、囚人仲間たちに協力を依頼し、脱獄用の道具を取り寄せる。
モリスは仲間たちが集めた道具を用いて独房の通気口を取り外すことに成功し、脱獄用のいかだと偽装用の人形を作り上げる。
食堂で仲間たちと計画を話し合っていたモリスの元に刑務所長が現れ、モリスがドクの形見代わりに持っていた菊の花を取り上げてしまう。
それに抗議した仲間のリトマスがショック死してしまう。
その夜、モリス、ジョン、クラレンスらは独房から脱獄して建物の外に出るが、チャーリーは通気口を取り外すことが出来ずに脱獄に失敗。
成功したモリス、ジョン、クラレンスは監視の目を搔い潜り、用意したいかだでアルカトラズ島から脱出する。
翌日、モリスが脱獄したことに気付いた刑務所長は島の周囲を捜索し、海岸に打ち上げられた3人の所持品を発見する。
大規模な捜索が行われたにも関わらず三人の生死は不明のままとなり、1年後にアルカトラズ刑務所は閉鎖される。
アルカトラズからの脱出は実話?
アルカトラズからの脱出は実話です。
フランク・モリスは2人の囚人とともにいかだを使ってアルカトラズ島から抜け出しました。
いかだで海に出た後は生存も死亡も確認されておらず、消息は不明のままです。
なんとも後味の悪い結末ですね…。
アルカトラズ刑務所とは?
アルカトラズ刑務所はザ・ロック、監獄島とも呼ばれています。
現在は観光客に人気の観光スポットとなっています。
刑務所として使用されていた当時は、14回の脱獄事件が起き、それに関与した受刑者は36人にのぼります。このうち23人は身柄を確保され、6人は射殺され、2人は溺死しました。
ショーシャンクの空にとの類似点
「アルカトラズからの脱出」と「ショーシャンクの空に」には類似点がいくつかあります。
・黒人の助っ人が登場する
・ペットを飼っている囚人がいる
・冷酷な所長の性格が似ている などなど
しかし決してショーシャンクの空にが本作をぱくっているわけではありません。
オマージュというか、似ている点があるだけです。
設定は似ていますが、映画の雰囲気は違うので、一方を見た方はぜひもう一方も見てください。
見どころ
アルカトラズからの脱出の見どころは、
・クリントイーストウッドの渋い演技
・セリフの少ない構成
・脱獄の緊迫感
です。
1979年に公開された本作は、音楽や効果音が最低限で、セリフも少ないです。
だからこそ、俳優の演技や脱獄のドキドキ感を存分に味わえるのです。
本作を見る際はぜひ3つの見どころに注目してみてくださいね(*‘∀‘)
キャスト(吹き替え)
監督: ドン・シーゲル
フランク・モリス クリント・イーストウッド 山田康雄
刑務所長 パトリック・マクグーハン 納谷悟朗
イングリッシュ ポール・ベンジャミン小林清志
ジョンソン フレッド・スタスマン 大久保正信
ドク ロバーツ・ブロッサム 杉田俊也
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まとめ
実際にあった脱獄事件を描いた「アルカトラズからの脱出」
機会があればぜひ見てくださいね!
漢クリントイーストウッドの渋さを再確認できますよ