細田守監督の最新作「未来のミライ」が7月20日(金)より公開!
甘えん坊の4歳の男児くんちゃんと、未来からやってきた成長した妹ミライの2人が繰り広げる不思議な冒険物語は多くの方が注目しているかと思います。
そこでこのページでは、細田監督が手掛けたおすすめのアニメ映画作品を4つ紹介します!
細田監督の過去作品が気になる方は要チェックですよ
時をかける少女
原作は筒井康隆の名作小説!
過去へ行くことの出来る力を手に入れた真琴が、過去を変えてしまったために巻き起こる騒動を楽しく、切なく描いています。
ストーリー、音楽、展開どれをとっても完璧!
時をかける少女は、原田知世さんや仲里依紗さんによって何度か実写映画化されています。
もちろん実写も面白いのですが、やはりアニメの方がキャッチーです。
展開が早いといいますか、見ていて「楽しい!」と思えます。
終わり方も切ないですが、未来への光に溢れているので悲壮感はありません。
「時をかける少女」はエンディングテーマも素晴らしいので、最後まで目で、耳で楽しめるアニメです!
サマーウォーズ
夏になると見たくなるアニメ「サマーウォーズ」
数学が得意だが気弱な高校2年生の健二は、憧れの先輩・夏希に頼まれ、夏休みの間、彼女の実家で夏希のフィアンセとして過ごすことに。
そんな時、健二はネット上の仮想空間OZで起きた事件に巻き込まれてしまう…。
仮想世界と現実世界をテーマにしたアニメは沢山あります。攻殻機動隊とかもそうですよね。
それから最近ではVRをテーマにした映画「レディプレイヤー1」も人気でした。
サマーウォーズは未来の技術をテーマにしながら、どこか懐かしく、また現実と仮想の危機感を描いているのに楽しいんですよね。
家族の団結力、血のつながらない者たちの絆、世界を救うという共通の目的、これらの題材を子供でも分かりやすく描いているのが最高です!
余談ですが、私はサマーウォーズを見ると毎回泣いてしまいます…。
意外と感情を揺らしてくるアニメ映画です。
おおかみこどもの雨と雪
「母と子」をテーマに描くオリジナル長編アニメ「おおかみこどもの雨と雪」
「おおかみおとこ」と恋に落ちた19歳の女子大生・花は、やがて2人の子どもを授かる。
雪と雨と名づけられたその子どもたちは、人間と狼の顔をあわせもった「おおかみこども」で、その秘密を守るため家族4人は都会の片隅でつつましく暮らしていたが…。
このアニメはとても人気ですが、正直私は好きではありません。
母と子供の呪いについて、肯定しているからです。
例えば「母親」は「子供」を常に「笑顔」で愛さないといけないとか。
また男女の将来性の違いについても描かれています。
この設定が母と子ではなく、父と子ならまた違った見方ができるでしょう。
大学で社会学を勉強した私には、違和感しかないアニメです。
とはいえ、作品としては普通に人気なので、細田監督作品のひとつとしてオススメします!
バケモノの子
渋谷の街とバケモノたちが住まう「渋天街(じゅうてんがい)」
2つの世界を交錯させながら、バケモノと少年の奇妙な師弟関係や親子の絆を描く映画「バケモノの子」
親子についての物語ですね。
「おおかみこどもの雨と雪はイマイチだったけれど、バケモノの子は好き!」という方も多いのではないでしょうか?
バケモノの世界と現実世界が簡単に行ったり来たりできる設定や、後半にかけての失速感が残念ですが、絵は変わらず素敵ですし、そこそこ楽しめる作品に仕上がっています。
サマーウォーズや時をかける少女と比べるとつまらないですが、見て損はないアニメ映画です!
まとめ
細田守監督作品の長編アニメ映画について紹介しました!
やはり絶対はずせないのはサマーウォーズと時をかける少女ですね。
この2つはいつの時代に見ても楽しめるエンタメ作品だと思います