9.11テロで崩壊した貿易センタービルから、奇跡的に生還した警察官の実話を描いた映画ワールドトレードセンター
本作の特徴は事件当時、実際に救出にあたった50人以上の本物の警察官、消防士たちがエキストラとして出演していることです
ということで、このページでは映画「ワールド・トレード・センター」のあらすじ、感想、キャスト(吹き替え)を紹介します
作品情報
タイトル | ワールド・トレード・センター |
原題 | World Trade Center |
公開 | 2006年 |
上映時間 | 129分 |
ワールド・トレード・センターのあらすじ
2001年9月11日、午前8時40分過ぎ。
ニューヨークのシンボルともいえるワールド・トレード・センターの2つのタワーに旅客機が相次いで激突した。
港湾局警察官のジョン・マクローリンは部下のウィル・ヒメノたちを率いて現場に急行。
あまりの惨状に呆然としながらも、ビルの内部に被災者の救助へと向かう。
ところがその時、轟音と共にビルが崩壊。マクローリンとヒメノは奇跡的に生き延びたものの、瓦礫に埋もれて身動きすらとれなくなってしまう…。
ワールドトレードセンターの感想
映画「ワールドトレードセンター」は、実話を元に製作されたノンフィクション映画です。
アメリカ同時多発テロは、誰もが知る悲惨なテロだと思います
飛行機がワールドトレードセンターという高層ビルにつっこむ映像を見た事がある方も多いでしょう
たちこもる煙、逃げ惑う人々、けが人を運ぶ救急車の音。
いつか見た映像が、今も私の頭の中に残っています
本作は実話を描いているのですが、中心は2人の警察官とその家族です
しかも2人は生還しているので、映画で言う所のハッピーエンドです
実際にあったことで、とっても喜ばしいことなんですが、
「そのハッピーエンドをエンタメ的に仕上げているのがちょっと気になった」
という感想がネットではよく見られます
たしかにアメリカのヒーロー!感が出ていて、気になる人も多いのは分かります
でもそのヒーロー像が必要なのもまた分かる気がします
ヒーローはある意味で救いを与えてくれる存在です…
だから生還した警察官をヒーローっぽく見せて、その裏で苦しむ人々に焦点があまり当たってないのも、なんとなく意義があるような気がするんですよね
ビジネス的に売れるから作られた「映画」と言われればそこまでですが
個人的には同時多発テロ映画でリアリティを感じたのは、映画「ユナイテッド93」です。映画というより、ドキュメンタリー番組っぽいです…
こちらは逆に胸が痛くなり過ぎてちゃんと見れないくらいです
映画「ワールド・トレード・センター」がちょっと違うと感じた方は、ユナイテッド93をおすすめします
スポットが当てられる場所は違いますが…
≫映画「ユナイテッド93」これはノンフィクション映画だ!あらすじ、感想、ネタバレあり
キャスト(吹き替え)
ジョン・マクローリン – ニコラス・ケイジ(山路和弘):港湾局警察官
ウィル・ヒメノ – マイケル・ペーニャ(小森創介):港湾局警察官、ジョンの部下
ドナ・マクローリン – マリア・ベロ(塩田朋子):ジョンの妻
アリソン・ヒメノ – マギー・ジレンホール(吉田陽子):ウィルの妻
スコット・ストラウス – スティーヴン・ドーフ(横島亘):緊急救助隊員
監督:オリバー・ストーン
映画「スノーデン」の監督です
まとめ
同時多発テロで生還した警察官を描いた「ワールドトレードセンター」
気になる方はぜひ視聴してみてくださいね